poem -memorys-
□白と黒の間
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歪みの中の狂喜
病んだ瞳に心を預ける抜殻
微笑の先にある自傷
黒に向けば 音もなく水が零れた
剥がれない仮面
光を受けて笑う心の影武者
月のように眠る痛み
白に向けば 虚しさに目を背けた
鏡には空ろな瞳
左には白い腕 右には黒い刃
だが真紅の彩色は現れず 白と黒は再び離れる
白は安堵 黒は自嘲
その間にある感情の色を 私はまだ知らない
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