SHORT

□おはよう
1ページ/4ページ

朝、リクオを起こしに氷麗リクオの部屋にと足を運ぶ。


何時もの習慣だ。

氷麗がリクオの部屋に着くと障子の外からリクオに声を掛ける。

「リクオ様、お時間です」


声を掛けるが返答がない。
まだ、寝てるのだろうか。と思い
「失礼します」
リクオの部屋にと入る。

リクオに近付くと微かに聞こえる寝息。

幸せそうに寝ている主。
起こそうと思っても起こしにくい。
だが、此処は…起こすしか無い。
リクオには学校に行かなきゃ行けないのだから。

「リクオ様起きて下さい。学校に行く時間ですよー?」

軽く揺さぶるがリクオは全く反応しなかった。

氷麗は諦めず布団を剥ごうと布団に手を掛けた時。


ぐいっ
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ