LONG

□二話…いつも通り
1ページ/3ページ

リクオと氷麗が許嫁と決まり、数日が経ってすぐに10月を迎えた。
浮世絵中学では衣替え期間が終わり、全生徒冬服にと服装が変わった。
リクオはいつも通り氷麗と学校に通っていた。
そして浮世絵中の校門をくぐり、玄関。と言うより靴箱でリクオの幼なじみの家長カナに出会った。カナはリクオ達に気付き、笑顔で
「リクオ君、及川さん、おはよう!」
と言った。リクオと氷麗も笑顔で
「おはようカナちゃん」
「おはよう家長さん」
と言った。カナは
「(何時ものことだけど何で一緒何だろうな、二人は)」
と考えていた。リクオは
「氷麗、『あの事』は秘密だから!絶対だよ!?」
と言った。
カナは何の事か解らなかったが深くは突っ込みはしなかった。
後で後悔しないように、と氷麗は少し頬を染めて
「解ってますよ!貴方の秘密はちゃんと守ります!」
と笑顔で言った。リクオは
「ありがとう氷麗」
と微笑んだ。カナは
「リクオ君っ早く教室行こう♪」
と色んな事を考えてながらリクオに向かって言った。リクオは
「あ、うん!」
と言った。
氷麗は
「また、後で伺いますから教室から居なくならないで下さいよ!?」
とリクオに向かい叫んだ。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ