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□四話・・・「ありがとう」
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お昼が終わり、リクオ達は屋上を後にした。
そして、二人はお互い自分たちの教室に入って行った。
リクオが教室に入り、直ぐにカナと目が合った。
カナは
「リクオ君、お昼終わったの?」
と聞く。リクオは
「うん、(どうしよ・・・聞こうかな?)」
と返事をした。カナは
「そっか、(バレて無いよね?)」
と会話が途切れた。
お互い聞きたい事が沢山あるが
言っても良いのか・・・・。
と遠慮をしていた。
カナとリクオの空気はだんだん重くなり、沈黙が続きていた。
だが、その空気に耐えきれなかったのかカナが沈黙を破った。
「リクオ君!さっき及川さんと何て、話してたの・・・?」
と聞きたいような聞きたく無いような質問をした。リクオは
「世間話・・・とか色々(許婚の話しなんて言えない。カナちゃんには悪いけど、嘘を吐くしかない)カナちゃんはなんで後をつけてきたのかな・・・?なんか気になって」
と内心はカナに嘘をつくのが嫌だったが、きになった事を聞いた。カナは
「、バレてた・・・?ってか世間話って、(色々ってなんだろ?)」
とカナが少し笑った。
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