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□九話・・・言えない事
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リクオとつららは何時も道理に学校に行った。
つららが
「何か、聞かれるんですかね?」
恐る恐るリクオに聞いた。
「・・・多分ね」
リクオは冷静に答えた。つららは
「だとしたら、どうするのですか?」
「答えない。でも待って貰う、言える時がきたら・・・皆に」
そう答える。つららは
「わかりました。若がそう望むのなら・・・」
リクオの言葉に反対はせず、素直に従った。リクオは
「ありがとう」
そうお礼を述べた。
リクオ達が質問されるのはこの日の放課後だった。