SHORT

□皆で勉強会!
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「いらっしゃい」
リクオは和装の姿で清十字団を向かえた。島が
「及川さんは?」
お決まりの一言だ。リクオは
「先に僕の部屋にいるよ」
そう言ったら廊下をパタパタ走る音が聞え

「あ、来たんですか?」
氷麗が廊下を小走りで玄関に来た。リクオは「転ばないでよ」
そう付け足した。氷麗は
「転びませんっ!!」
リクオがいる元に駆けつけそう言い放った。リクオは
「良かったね」
そう言って笑った。カナは
「及川さんってそんなに転ぶの?」
見たことが無い。
そう言った。リクオは
「そう言えば学校では転ばないね。何時もは何も無いとこで転ぶのに。不思議だね」
笑って言った。氷麗は
「だからそんなに私はドジではありません!」
頬を少し赤く染めた。そんな空気に耐えきれなかったのが
「はよ勉強せんかっ!!」
ゆらだった。リクオは
「あ。そうだね。勉強しよっか」
そう言ってリクオは部屋に皆を招いた。
リクオの部屋に着いて清十字団は早々に勉強を始めたそれからどれだけ時間が経ったのだろうか。
清継は巻&鳥居、島を、
リクオは氷麗、ゆら、たまにカナの勉強を教えていた。ゆら氷麗は表向き…。
【奴良君雪女と実際どうなんや?】
ゆらはノートそう書かれたリクオは
【許嫁】
そう書いた。ゆらは成る程とわざとらしく頷いた。リクオは
「わかった?(関係)」
「ああ、わかったで(関係)でこれ何や?」
ちゃんと問題の質問をしたリクオは質問に答え氷麗をチラッと見た。
すると笑いが出る程目がぐるぐる回っていた。リクオは
「どこがわからないの?」
そう言って氷麗に近付いた障子は少し開いていたためか桜の木で寝ていた牛頭丸と座っていた馬頭丸がその様子を見ていきなり牛頭丸だけが桜の木から下り
リクオの部屋の障子をバンッと音を立てて開いて言葉が降ってきた。
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