☆拍手話し☆

□『そう言う問題ぢゃない』
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「…………」

「おい」

「…………」

「おいって」

「…………」

「モヤシ」

「僕の名前は『おい』でも『モヤシ』でもありません」

頬を膨らませ白い背中を向けたまま答えるアレンに神田はやれやれと息を吐いた。

「何、拗ねてんだよ…」

「拗ねてなんかいません!!」

先程まで互いの身体を繋ぎ甘い一時を過ごしていたのだがそれが終わった途端、急にアレンの態度が変貌した。

眉間に皺を寄せると睨み付けられ退けと言われ離れれば今度は近付くなと言われアレンは背を向け寝そべってしまったのだった。

そして今に至るのだが訳が分からず仕舞いの神田は胡座をかきアレンの背中を見つめ続けている。

「何が悪かったんだよ?酷くはしなかっただろ?」

「…………」

「お前だってイイって言いながらアンアン喘いでたじゃねぇか」

「……っ!!///」

そう言うとアレンは起き上がり真っ赤な顔で振り返った。

「何が不満なんだ?足りなかったか?」

「ち…ちっがぁぁう!!!!!///;」

「じゃあ何なんだよ?急に拗ねやがって…」

「拗ねてるんじゃなくて怒ってるんです!!!」

バンバンと布団を叩きながらアレンは答え神田は首を傾げた。

「怒る?何に?」

「君のヤり方に怒ってるんですよっ!!」

「は?俺の何が不満だってんだ。イイ具合だろうが。挿れただけでイったクセに」

「だぁぁぁぁぁ!!そう言う問題じゃないんですってばぁぁぁぁ!!!!///;」

頭を抱え叫ぶと神田はうざったそうな表情をし

「じゃあどう言う問題なんだよ…」

「っ////」

涙目になりながら睨み付けるとアレンはビシッ!と指差し

「アレを使う問題ですよ!!///」

「アレ?」

自分の後ろを指差され首だけを振り向くとベッドの脇に備え付けてある小棚の上には溶けかけ原型を留めていない飴と小さなチョコが置いてあった。

「僕…前にも言いましたよね…?あんな物を使うな…突っ込むなと…!!///」

「だってお前、食いたそうにしてたじゃねぇか」

「だってじゃないし食いたそうになんかしてません!!///;
大体、なんでアソコがそんな風に見えるんですか?!///;」

アンタ頭おかしいでしょ!?と反論するアレンに神田はニヤリと笑い

「見えるぜ?すげぇヒクついて俺の指だけじゃ足りねぇって訴えてたぞ?」


「んな?!///;」

「上の口ばかり食わせてズルイと言ってるみたいだったからな…食わせてやったんじゃねぇか」

「な…な…!!!///;」

まるで火が出そうな位に顔を真っ赤にし口をパクパクさせれば神田はクスクスと笑いゆっくり近付き

「俺のナニだって先に食われたもんな?コッチの口で…」

ツゥ…とアレンの下唇を指先でなぞればアレンはまるで水から上げられた魚の様に口をパクパクし続けた。

「バ…バ…バ神田ぁぁぁぁぁぁ!!!!///;」

「よがってたクセに」

「き、君があんな事するからでしょ!?///;
と言うか食べ物を粗末にするなって言ったじゃないですか!!!!///

「粗末になんかしてねぇじゃねぇか。ちゃんと食わせてやったんだから」

「あ゙−−−もぉ!あぁ言えばこう言うし!!///;」

「そりゃテメェもだろうが。つか、お前…前から思ってたんだが…そう言う問題なのか?」

「はぁ?!他にどう言う問題だって言うんです!?///

涙目のまま睨まれれば神田は暫し考え目を逸らした。

「…別に?」

「何ですかそれ?!すっごい意味深なんですけど?!!;」

「…まぁ気にすんな」

「気になりますよ!!!;」

ゔ〜と唸り見つめて来る恋人に漆黒の瞳が細くなると腕を伸ばしアレンを自分の膝に跨らせ座らせた。

「わっ!ちょっ…!!///;」

「それより俺がどんな事をしたって?」

「へっ?///;」

「さっき言ったじゃねぇか『君があんな事するから』って。どんな事をしたか再現して貰おうか?」

スルッと尻を撫でればアレンは顔を引き攣らせビクつき

「ちょ…ちょっと待って下さいよ…;さっき散々、ヤったじゃないですか!!!!///;」

「全然、足りねぇ…」

目の前の赤い突起を口に含めばアレンは肩を掴み

「ンッ!わ、分かってて知らないふりするつもりですか…?!///」

「知らないふりじゃなくて忘れたんだよ。お前があんまりに可愛いかったからな…」

「ひゃうっ!う、嘘つきぃぃ!!!///」

「嘘じゃねぇよ。分かったらほら…早く再現して見せろよモヤシ」

「………っ!!///;」

もう絶対、ヤる前に食べ物を置いておくのは止めようとアレンは決心するのだった。










〜新たなプレイに目覚める神田さんであった。
そう言う問題じゃないでしょうどっちも(笑)〜
 
 

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