名言集

□凄く心あたたまる実話
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アメリカにデルタ航空という航空会社があります。
この会社はオイルショックの時に、大打撃を受けて倒産寸前まで追い込まれた会社です。

「いよいよ、来月でおしまいかぁ〜」ってほとんどの社員は思っていました。
そこで、社員が「社長、実は我々社員から社長に最後のプレゼントがあります。
ぜひ、整備工場まで来てください!そこでプレゼントの授与式をしたのです!」 
社長は「こんな大変な時期に何事か・・・」と思ったものの行ってみました。
そこには全従業員が待っていました。そのプレゼントには大きな垂れ幕がかかっていました。
幕を引いたところ、そこには最新鋭のジェット旅客機が止まっておりました。「社長、この飛行機は全社員がお金を出し合って買いました。これは私たちの飛行機です!この飛行機で、来月も再来月も飛ぶ事が出来ます。
ぜひ一緒に仕事を続けさせてください!」

当時のアメリカの航空会社は自社所有の飛行機を持っていませんでした。デルタ航空と限らず全ての航空会社は飛行機を借りて飛んでいたのです。その飛行機の胴体の中央には大きなリボンが巻かれており、胴体には飛行機の名前がシッカリと刻まれていました。
「スピリッツ・オブ・デルタ号」つまり、日本語で「デルタの魂」。
事の始まりは、たった一人のスチュワーデスが「自分達の仕事の仕方に問題があって、このような事態を招いてしまった。」と謝りに来た事がきっかけでした。
その思いが回りに伝わり「皆で何かをしよう!」という運動がおこったのです。それが飛行機を購入することになった。
一人のスチュワーデスの「思い」が会社を救ったのです。
皆が「会社を何とかしよう!」という気持ちになったとき、既に会社は再生への道を歩みだしていたのです...
現在もデルタ航空は大空を飛んでいます。

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