裏
□懐柔
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※R18です!苦手な方はご遠慮ください!
「離せっ!!止めろ…っ!」
黒いコートにサングラスを身に付けた体躯のいい男達が土門を拘束する。
総帥の手下共だ。
土門は必死に暴れて抵抗するがどうにかなるわけがない。
そうこうしてるうちに鳩尾に一発重い衝撃が走った。
「クッ…、クソ………ッ、」
鈍い痛みが強くなるにつれ、土門の意識は遠のいていった。
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次に土門が目を覚ましたのは広いベッドの上だった。
首を動かし辺りを見回すとそこは見慣れた景色。
手はベッドに拘束されている。
三日前から土門は部活が終わった後にこうやって襲われ、今と同じようにベッドに繋がれていた。
そうして総帥から口で言うのは憚られるような行為をされる。
昨日は意識が飛ぶまで、精液が出なくなるまで抱き殺された。
その前の日は後ろの穴の使い方を叩き込まれた。
今日は何をされるのだろうか。
土門がそんなことを考えていると不意に扉が開く音がした。
「やあ、土門飛鳥君。よく眠れたかい?」
「おかげさまでグッスリ眠れたぜ…。」
厭らしい笑みを浮かべながら影山がベッドに体重をかけた。
そして土門の頬に手を伸ばし触れた。
「今日は仕上げだ。自分から男を求めるようにしてやろう。」
「誰がそんなこと…っ!…んっ!」
触れた指が顎を掬い唇が重なった。
深く、深く影山の舌によって土門の口腔は蹂躙されていく。
「はぁ……、ふっ…、」
口付けの合間に乱暴に脱がされていく衣服。
シャツは拘束された腕に溜まり、下半身は何も身に付けていなかった。
影山が土門の体に触れると昨日の情事の痕が淫らに浮かび上がる。
白い体に紅い花。
それらに一つ残らず唇を寄せると土門の息は上がっていった。
胸に輝く飾りに指を添えると、快楽を刻みつけられた体は素直に反応を示した。
「あっ…、イヤ…っ!」
「嫌、じゃないだろう?ここをこんなにしておいて。」
影山が土門の中心に指を絡めると反応しきったそこは蜜を零した。
裏筋を掠めるように撫でるとさらに硬度は増していく。
「凄いな。もうこんなにしているのか。」
「やぁ……っ!」
目に見えて乱れていく土門に影山の興奮にも火がつく。
舌で自らの唇を舐めると影山はポケットからある物を取り出した。
「そんなお前にプレゼントだ。」
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