妄想小部屋

小話や思い付いた妄想やらの吐き出し場
◆カンクロウくんはサソリさん信用してます 

我「・・・」

蠍「…あいつら遅ぇな」

我「ん」

蠍「…珍しくお前がこの時間に帰って来てんだから、さっさと仕事切り上げて帰ってくりゃいいのに」

我「…ん」

蠍「オレが嫌いなんだろうがもう少し会話してくれねぇか?」

我「…生憎今は喉が痛くて…ゴホッ、喋るのが辛いんだ」

蠍「オレの事否定はしないんだな…。それなら早く言えよ。とっておきの風邪薬持ってるから持ってきてやる」

我「お前が作ったのか」

蠍「一月前カンクロウが風邪引いてただろ?その時処方した薬だ。ちょっと待ってろ」

我「(一月前…カンクロウ、途中でトイレから出てこなくなったが、その薬が原因じゃないのだろうか……どうしよう、怖いし要らない)」

我「…」

蠍「ほらよ。風邪の症状だったら何でも効くぜ」

我「……」

蠍「そう警戒するな。前回カンクロウに飲ませたのは仕込みに使うヤツだったんだが、」

我「(やはり…)」

蠍「そっちは正真正銘風薬だから、安心しろ」

我「…何個飲めばいいんだ」

蠍「15歳以上は3粒な」

我「市販の薬じゃないのか?」

蠍「そんな物より断然効く」

手「ただいまー。我愛羅ごめん、買い物してたら遅くなった」

蠍「おい、カンクロウは一緒じゃないのか?」

手「デザート買って帰るって。ところで我愛羅が手に持ってるのは何だ?」

我「風邪気味だと伝えたら、サソリが薬をくれた」

手「え!風邪引いたの?大丈夫?」

我「喉が痛い」

手「…その薬、信用していいのか?」

我「本人は大丈夫だと言っている」

蠍「お前達なぁ、このオレを疑ってんのか?あの赤砂のサソリ様だぞ?」

手「私達はカンクロウじゃないから、「じゃあ大丈夫じゃん!光栄じゃん!サソリありがとじゃんー!」みたいに単純にはいかないからな?」

蠍「バカにした物真似やめろ!全然似てねェし可愛くねェからな!」

手「それにこの前、トイレから出てこなくなってたじゃないか。それと同じ薬なんじゃないの?」

蠍「あの時は、アイツが早く飲みたいっつって焦って仕込みに使う試作品を飲んだんだよ。下痢終わった後ちゃんとソレ飲んで治ったから。実績ありますからぁー」

手「なんかムカつくなぁ…正直、市販の薬は眠くなるからねぇ」

蠍「騙されたと思って大人しく飲め」

手「私が一回試してみようか?」

我「テマリがそこまでする必要はない」

蠍「そうそう必要ないから…いい加減飲めよぉ」

手「うーん…」

勘「ただいまー!ケーキ安くなってたからいっぱい買っちゃったじゃん♪」

手「カンクロウ!ナイスタイミング!この薬飲んでも大丈夫だと思うか?」

勘「何それ?何の薬?」

手「我愛羅が風邪を引いちゃってさ。サソリがこれを飲めって言ってるんだけど怪しくない?」

勘「我愛羅大丈夫か?熱は?」

我「今は平気だ」

勘「そっか。じゃあこれ飲んで今日は早く休みな」

手「本当に大丈夫なのかそれ」

勘「え?だってサソリが大丈夫だって言ってんだろ?なら大丈夫じゃん」

蠍「…ッ‼︎かんくろうぅ」

手「そう言うと思ったけど、まぁ流石に我愛羅相手に下剤とか渡さないか」

蠍「…何回も言ってんだろうが、チクショウ…」

勘「なぁなぁサソリ!あのな、ケーキ安かったから1人2個ずつ買って来たんじゃん。幸せじゃね?」

蠍「…可愛い。カンクロウが居るからオレも幸せ」

手「勝手にやってろバカップルめ」

2014/11/16(Sun) 01:14 

◆エスパーカンさん 

「カンクロウさん!!」

今日は朝から月末の会議に使う書類の作成の為に我愛羅に呼び出されて、
ずっと集中してたら昼飯食うのを忘れてて、ようやく半分減った未処理の書類をそのままにして少し遅めの昼休憩を取ろうと行きつけの弁当屋へ向かって歩いていたら(ここのハンバーグ弁当が超美味しいじゃん)
今日は昼からサソリとミーティングをするはずの俺の後輩が、それはもう焦ってます!という感じでこっちに走ってきたから、
嫌な気しかしなくて聞こえない振りしてまた歩き出した。

「ちょ、今、目合ったじゃないですか!無視しないで下さい!」

「俺忙しいしお腹減ってるし面倒くさそうだから無理じゃん」

「まだ何も言ってないじゃないですかー!面倒くさいのも承知で申し訳ないんですが、サソリさん何処に居るか知りませんか!?」

ほらやっぱり。

ここの里の人間は毎度毎度、サソリが何処に居るか分からなくなった時まず俺を探してサソリの居場所を聞いてくる。
フラリと姿が見えなくなるサソリが一番の原因なんだが、何処かに行く時は誰かに言えと何年も言い続けての結果が今に至るので、サソリの更生は既に諦めた。
俺はエスパーでもなければサソリの親でもないし困った時のインフォメーションでもないから、居場所を聞かれても知らないし迷子の放送も流せないから非常に困る。

しかし、こうして里の人間が毎回聞いてくるのは、その日のサソリとの会話や機嫌を考慮して思い付いた場所にサソリがいる確率が高いからだ。
傀儡専門店や、人が集まらない寂れた図書館の自習室、
ある時は、俺の部屋でメンテナンスをしていたり。
勘が外れた時は、実は最初から部屋の隅に居たようで誰も気付かなかったと後から聞いて、鼻から水が出た。
どんだけ存在感消してんだよ。

そういう事が何回か起こり、
「サソリ隊長が居なくなった時はカンクロウさんが居場所を知っているらしい」
という根拠のない都市伝説が広まりサソリが迷子になる度、里中に俺の名前を呼ぶ声が響き渡るようになった。
本当に、迷惑過ぎる。

「っていうかミーティングするんだから待ち合わせ場所に居るんじゃねーの」

「本当は14時集合だったんですけど、俺、3分遅刻しちゃいまして!すぐそこの時計塔で待ち合わせだったんですぐ探したんですけど全然見当たらなくて!」

「それはお前が悪いじゃん」

「そうなんですけど!!ホント、助けて下さいよぉー!、うぇーんっ」

ミーティング内容は明日の任務に関する事らしく、焦りとサソリに怒られるのと重なって急に目の前で泣き出した。面倒くせぇなコイツ。

14時15分。

この辺で居なくなったってことは、うん。

「多分、弁当買って本部の方に行ったんじゃねぇかな…ついて来いよ。もし居たら、今度飯奢れよ」

「もちろんです!!」

来た道を引き返す。
さっきまで監禁状態だった資料室のドアを開けたら案の定、俺が好きなハンバーグ弁当を机に並べるサソリの姿があった。

「弁当屋のババアから今日はまだ来てねぇって聞いたから、一緒に食おうと思って。邪魔者が居るが、まぁいいか。お疲れカンクロウ」

邪魔者呼ばわりされてるソイツは安心したのか鼻水垂らしながらその場で土下座していた。

昼飯も浮いたし今度奢ってもらうし、今日は、まぁ、嫌な日じゃなかったかな。

終わり。

後半の飽きた感がヤバい

2014/10/13(Mon) 15:38 

◆昔と今 

昔。

蠍「カンクロウー!」抱き

勘「うわっ、何すんじゃん!離せ!」

蠍「離さないー!可愛いなぁカンクロウはー!カンクロウカンクロウー!!」

勘「ちょっ、やめるじゃん!さわんな!」

蠍「脱いじゃえよもう!ソォラァ!」

勘「ギャァアーー!」


最近。

蠍「カンクロウー!」

勘「んー?どうしたじゃん?」

蠍「…可愛い。したい」

勘「もう少し待って。カラスのメンテナンス終わってからな」

蠍「早く終わらせろ、オレは待たされるのが、」

勘「ハイ終わったじゃん。次はサソリの番な。膝枕でもする?」

蠍「…そのまま、腕メンテナンスして」

勘「了解じゃん。」

カンクロウの方が大人。
みたいな!!

2014/10/12(Sun) 23:15 

◆絆 


烏、黒蟻、山椒魚。

俺の愛用する可愛い傀儡達。

今日は久しぶりに三体引き連れて任務に出た。
抜け忍の討伐を任されたんだけど、そいつ等を皆殺しにできて凄く楽しそうだったじゃん。

どれだけ攻撃されても物ともしない鉄壁の山椒魚。
向かってくる奴も戦う事を放棄して背中を向ける抜け忍も決して逃がさない黒蟻。
直ぐに急所は狙わず痛みを与えながら殺戮を楽しむ烏。

みんな、残酷で可愛いじゃん。
フォーメーションはいつだって完璧で、チャクラ糸なんて存在しないかの様に自由気ままに飛び回る。
どっちが傀儡でどっちが傀儡師か分からない程に。
目を閉じて舞う。
敵の悲鳴が心地良い。


あーしたいこーしたい。次はアイツをヤっていい?


三体の声が聞こえてくる。
うん、思う存分暴れるといいじゃん。


だけど楽しい時間は過ぎるのもあっという間で。
辺りが静かになり目を開けるとそこには無数の死体だけが転がっていた。


あーあ、ぜんいん死んじゃったネ。
まだまだ帰りたくないな…



…ごめん
最近は全然アソべてなかったな。
お詫びに今日はたっぷり時間をかけてメンテナンスしてやるじゃん。




「と、言うことで。今日サソリは居間で1人で寝てくれじゃん。おやすみー」

「「「お父様おやすみなさいー」」」

「え、ちょっと待って」

2014/10/12(Sun) 12:17 

◆サソ←カン 

目が覚めたら
何故だか涙が流れていた。


あれ
なんで俺泣いてんじゃん?


袖で拭って考えてみたけど
頭の上にはハテナが浮かぶだけ。
多分夢を見てたんだろうな。
泣くような内容だったと思うんだけど思い出せない。
この歳にもなって泣かされるなんて、俺は一体どんな夢を見たんだろう。

怖い夢?
死ぬ夢?
父様、母様、チヨ婆様に会えた夢?


どれもピンと来ない。
頭の中がモヤモヤして気持ち悪い。

だけど鮮明に思い出すとまた泣いてしまいそうだから、これ以上は考えないでおこう。


身体を起こして気が付いた。
サソリが隣に居ない。
道理で静かな筈じゃん。

超が付く程の過保護のアイツが涙を流した俺を見て騒がない筈がない。
…と、思うんだけどどうだろう?
餓鬼かよ、って馬鹿にするかもしれない。

どっちでもいいけど、
早くサソリの声が聞きたい。
顔が見たい。
大丈夫だからって、
抱き締めて欲しい。


…大丈夫?
なんで俺、サソリに大丈夫って言って欲しいんだろ?
急に胸の辺りがドキドキしてきた。
嬉しい時の早い鼓動じゃなくて、
焦り、不安、絶望…
とにかく落ち着かない。


変なの。
朝から考えさせられてばっかじゃん。
眉間にシワ寄るからもうやめよ。
起きて、任務の用意をしよう。


立ち上がろうとしたら、
ガチャっと扉が開いた。
現れた人物は、
サソリ----

あぁ、思い出した…


俺を置いて、
サソリがまた里を抜ける夢を見たんだ


「おはようカンクロウ」

追いかけても追いかけても離れていく背中

「早く起きねぇと遅刻するぞ」

大声で叫んでも届かない、

「飯作ってあるからさっさと食え。まぁ用意したのはテマリだがな…」

お願い、
行かないで、

「早くしねぇと置いてくからな」

扉の前で背中を向けるサソリが、
夢の中とリンクする。



今更離れるなんて言わないで
サソリの居ない世界ではもう生きていけないじゃん

死ぬまで側にいるって言ってくれた
俺も、サソリとだったら何処までも墜ちていけるから
お願いだからそばに居て…


走って追いかけて
腕を掴んで抱き寄せる


「なっなんだ、どうした?」

「…今度里抜けしたら殺して本物の傀儡にしてやるからな」

「はぁー?」


腕の中にサソリがいる。
夢の中じゃ捕まえられなかったけどそんなのごめんじゃん

おかしな奴だと笑う声に安心して
サソリの頭に唇を押し付けた。



絶対離さない

2013/05/24(Fri) 00:47 

◆こんなサソリ嫌だ 

カン「はい、ここで問題です」

蠍「おう、何でもこい」

カン「さっきまで此処にカラスが居たと思うんですが、何処に行ったでしょう?」

蠍「あぁ、簡単だな。赤砂のサソリ様が一瞬でメンテナンスを施して巻物に戻した」

カン「では、何故ここにカラス君を置いていたと思いますか?」

蠍「カンクロウ君が任務に連れて行こうとしてたんじゃないでしょうか。でも、天才サソリ様が手を加えてしまったので今日の使用は無理だと思います。カンクロウ君では集合時刻までのあと五分で、全ての仕掛けの確認をするのは不可能だと思うので」

カン「残念ながらそれは認めなくてはいけませんね。しかし、分かっていながら何故この様な事が起きてしまったのでしょうか?」

蠍「オレを連れて行きやがれ。とのメッセージが込められているのでは?」

カン「………」

蠍「さ、行くか」

カン「今日は新人研修で実際に傀儡を操ってもらうんだから扱い辛いサソリじゃ駄目なんだって、昨日言ったじゃんー!!」

蠍「それが目的だからついて行くんだろが。傀儡部隊の将来を担うクソ餓鬼共の実力、今後の傀儡造りの為にオレも見ておきたくてな」

カン「とか言いながら本音は?」

蠍「お前の指導っぷり早く見たいぜ」

カン「もう嫌じゃん本当!サソリに見られるの本当に嫌なの!!」

蠍「あと、たまにはオレに向けての黄色い声が聞きたくてな。美しさを保つには見られる事、目立つ事が大事だから」

カン「人形相手に誰がキャーキャー言うかっての…」

蠍「毎晩その相手に攻められて赤くなってんのは何処のどいつなんだか…」

カン「っ!でも、今日は人形に徹するんだろ!?勝手に動いたら駄目なんだからな!?」

蠍「あぁ、わかってる…それでも良い男ってのは女に惚れられるもんだ。妬くなよ?カンクロウ」

カン「なにこのナルシスト!?」

蠍「時間だ、行くぞ」



カン「えー、今日皆に使ってもらう傀儡は、こちらです…」

蠍「……」

「きゃー!あれって赤砂のサソリ様じゃない!?」
「私初めて見た!傀儡人形に見えない…!!超格好良いんですけど!」
「私もサソリ様を愛用傀儡にしたいなー!」

カン「…満足かよ?」

蠍「…(こくん)♪」


自分はアイドルになれる器だと思ってるナルシストサソリさん

2013/05/21(Tue) 21:32 

◆スキンケア事情 



「お風呂あがったよー。カンクロウ入りな」

「テマリ遅ぇじゃん!何時間入ってんだよ!」

「ごめんごめん、本を読んでたら思ったより長風呂になってしまってな。お湯、温めなおしてるから」

「ったく、長風呂とか女子かよ」

「女子だよ!失礼だな。サソリ、アンタは一緒に入らないのか」

「お、冗談でもそんな事言うなんて珍しいな。女子でもあるまいし、生理で情緒不安定か?」

「だから女子だって!なんなんだこの家はっ、デリカシーがなさ過ぎる。」

「野郎の目の前で、裸にバスタオル一枚のオンナに言われてもな…」

「こ、これは昔からだ!新しく来た奴がとやかく言うな!しかもパンツは履いてる!」

「はいはい、悪かった悪かった」

「腹立つ…あっ!早くしないと2分以上経ってしまう!」

「勃ってしまう…?」

「えーと、これじゃなくて…美容液は、これか?」

「そのメーカーバラバラな化粧水達はなんだ」

「今日からスキンケアというやつを始めるんだ」

「誰が?」

「私に決まってるだろ」

「日焼け止めは塗るけどファンデーション塗らない、お前が?」

「…そうだ」

「洗顔も毎日まともにしない、お前が?」

「そうだよ!さっきから何なんだ!」

「スキンケアを舐めるなァ!!」

「えっ、ええ〜」

「見せてみろ。美容液、化粧水、乳液、アイクリーム、顔パック…まさか全部塗る気じゃねぇだろうな」

「そのつもりだが」

「ふざけるな!!」

「えっ…えぇえ〜…」

「お前、乾燥肌?脂性肌?混合肌?」

「なな、なに?なんだって?」

「顔、乾燥する方か?皮脂量多い方?」

「あ、あぁ、えーと、カサカサする時もあるけど、時々おでこや鼻辺りがベタベタするかな…」

「混合肌っぽいな、カンクロウと同じだ」

「え、」

「これじゃTゾーンに対して保湿力が高過ぎるから止めておいた方がいいぞ」

「そ、そうなのか…?」

「カンクロウはな、皮脂量多い時はさっぱり系の化粧水して顔パックやトロトロの乳液は無し。逆に乾燥する日は目や口周りにクリーム塗ってしっかり保湿。後な、オレとのデートの朝は蒸しタオルで顔温めてから化粧水、乳液、マッサージ、さらに冷たいタオルで顔引き締めてんだぞ!」

「女子力高いなー!」

「風呂上りのスキンケアも大事だが、クレンジングもしっかりしねぇと毛穴やクマの原因になるって知ってたか?カンクロウはメイク落としにまで繊細で、オイルとクリームを使い分けてるんだぜ」

「凄いな…というかアンタ詳しすぎるだろカンクロウにたいして…」

「そうだ、あいつに色々聞けばいいじゃねぇか、同じ混合肌なんだし」

「そうする!カンクロウー!!」

「今行くなよ!…いやっ、待て…風呂に入ってるアイツを、ほぼ裸の姉と服着てるオレとで視姦する…!そそるじゃねェか!そうと決まれば待ってろよ!カンクロウ!」


で、風呂場。

ザッバァアーーン!

「うぉおーー!?二人して何してんじゃん!?入ってくんなよ!」

「メイク落としを見せてくれ!」

「カンクロウッ、ハァハァっ…!」

「ハァハァすんな気持ち悪ぃ!後で教えてやるからテマリも早く服着るじゃん!ギャー!サソリは脱がなくていいから!我愛羅助けて〜!」


ちゃんちゃんっ

2013/05/19(Sun) 23:17 

◆いきなり話しが進んでます 


抜け忍によって強奪された巻物を無事に取り戻したカンクロウとサソリ。
しかし、里への帰り道。
待ち伏せをしていたかの様に、大量の傀儡人形が二人の前に現れた…


「おーすげぇじゃん。百体は居るな」

「隠れてる傀儡師は崖の上に十人か…本体自体そこまで技術がなくても、操る数が少なくなる後半は注意しろよ」

「わかってんじゃん。てか、俺ももう今からじゃ隠れられねぇから防御もしなきゃいけないのか…」

「攻守共に良い修行になるじゃねぇか。まぁ、もし攻撃受けても100%解毒してやるから安心しろ」

「サソリの攻撃はまだ避け切れないけど、コイツら相手に攻撃されるわけにはいかねぇよな。全部避けてみせるじゃん」

「おー、良い心掛けだ。修行ついでに確認するが、地面にも何体か埋められてるのは分かってるな?」

「…え、まじで?どこ?」

「はあーっ、戦いの中での観察力は優れてるが戦場の状況判断はまだまだヌルいな、お前は」

「…むゥ。サソリは実践経験が多いからせこいじゃん」

「お前も早く生死を彷徨う程の実践を多く踏むことだな。だからこれ以上ヒントは無し」

「…分かったじゃん。」

「で…こうしてオレ達が立ち話をしてても攻撃してこねぇ意図は?」

「こっちの出方を待ってるか、サソリって事がバレてる…?」

「両方だな。バレてんなら後々面倒だから上の奴らもきちんと始末しましょう」

「はーい。全滅目指して頑張りまーす!」



「カンクロウ!左から三人!」

「わかってんじゃん!油と火の準備頼むじゃんよ!」

「任せろ!」

「ワイヤー狙われてる!」

「カラス借りるぞ!ソォラァ!地面の奴らそろそろ来るからな、足元注意しろよ!」

「あー!土がほんの少し違う!この色見分けたのかよ!?」

「それぐらい出来る様になれ!」

「黒秘伎危機一発…!なんか、セコイセコイ!」

「なんだよさっきからセコイって!おかしいだろ!」

「帰ったら修行だからな!」

「なら、早く終わらせるぞ…!オレは上を狙う!下頼むぞ!」

「ウォラァ!」


みたいな戦闘シーンを書きたいけど私の文章能力では10%も無理ですねハハハ

2013/05/18(Sat) 20:35 

◆発情期 



「なぁーカンクロウ〜」



さっきから何回も俺の名前を呼んでいるが無視を決め込んでいる。
だって今非常にこの男にムカついているから。


「無視すんなって。怒ったって良い事ねぇぞ」

「……」

怒ってるのは誰のせいだと思ってんだよ。

「はいはいオレが悪かったって。ごめんって謝ってんだろ。だからそろそろコッチ向いてくれよ」

「……」

そんな謝り方で解決出来ない事ぐらい、何十人という女を相手してきたアンタなら分かってる筈じゃん。

「何も言い返してこないって事はもう怒ってないよな?」

なんでそうなるか俺には理解出来ません。

「はい、じゃぁ喧嘩終了。仲直りのえ●ちでもしようぜ」

「はぁ!?全然反省してねぇじゃん‼」

「あ、やっとこっち向いたー\(^o^)/」

イラァッ!!


何で怒ってるかって説明するなら 、ここんところサソリの発情期が半端ない。
ヤってもヤっても物足りないみたいで、場所や時間や俺の気持ちなんてお構いなしで襲ってくる。
俺だって嫌な時は抵抗する。
傀儡人形を使ってでも反抗してんのに、アイツは野生の動物のように殺す気なんじゃねぇーかってくらい本気で襲ってくるからすげぇ怖い。
雌を狩る執念マジで凄まじい。

更に厄介なのは囚われてからで、
そこから先は濡らさずに挿れるとか鬼畜プレイはしてこないんだけど、全力でオレをその気にさせてくる。
耳元で、極上の甘い声で囁かれたり言葉攻めされたり、どこに隠し持ってたのかバイブ出してきたり何十分もかけて舌で愛撫してきたり…
隣に人が入ってんのにトイレの個室で突っ込れた時はどうなるかと思った。
結局濡らされる俺もどうかと思うけど…‼仕方ないんだ、うん。

それがかれこれ一週間程続いて、流石に疲労困憊、腰もヤラれてきてそろそろ任務に支障が出そうで。
ブチ切れて、部屋の中でこのやり取りだ。


「しょーがねぇじゃねぇか…お前と繋がって居たいんだ…」

「はぁ?なんでアンタが悲しそうな顔すんだよ?そっかそうだよな、で済まされる回数じゃないじゃんよ」

「マンネリになりたくないんだ…!」

「あぁん?」

「お、感じてんのか?」

「死ね!」


誰かこのエロおやじを去勢して下さい。



サソリ最低ー
スペース空けずにえ っ ち
て打ったら、それは書き込めません⚠って出てきてワロタ

2013/05/17(Fri) 23:01 

◆お遊び 

 

「サソリー、あっちむいてホイしようじゃん?」

「あぁ、いいぜ。さっきやってた叩いて被ってはもういいのか?」

「うん。だってサソリ、チャクラ糸でオレのヘルメット飛ばしたり叩こうとしてる手を押さえるんだもん。セコイじゃん」

「お前の反応が遅いからだろ。悔しかったらオレから一本取ってみろ」

「別に遊びごときで熱くなりたくねーし。あっち向いてなら負ける気がしねぇじゃん」

「どの口が吼えてんだか…いくぞ」

「じゃんけんぽんっ、勝った!あっちむいてホイ!…チッ」

「じゃんけんぽんっ、あっち向いてソォラァ!!」

グキッ

「いて!?あーもうっ!何でそうやってズルするじゃん!?顔無理やり向かせんな!」

「チャクラで顔を操ってはいけませんなんてルール最初から説明しなかったお前が悪い」

「さっきもそーやってズルするから嫌って言ったじゃん!なんで同じ事するかなぁ…」

「同じ事を何回もされるお前がどうかと思うぞ。普通想像つくだろ?チャクラ糸使ってくるかもって。この2つのゲーム似たようなもんだし、まんまと引っかかってくれるお前はあれか、やっぱりMだろ?」

「やっぱりって言うな!サソリがその気ならやってやろーじゃねぇか!!アンタのチャクラ糸、オレのチャクラ糸で防いでみせる!」

「やっとその気になったなカンクロウ!それでこそオレの弟子だ!いくぜ!」

「おっと!額にチャクラ糸くっ付けようとしてるのはお見通しじゃん!その先にチャクラ糸を付けて、弾く!!」

「甘ぇ!そっちはフェイクで左手から出してるチャクラをお前の右頬に付けて引っ張る、!?何ィ、動かないだと…!?」

「甘いのはそっちじゃん、顔全体をチャクラでガードすればコントロールされる事はない!俺の絶対防御じゃん!」

「フン、なかなかやるなカンクロウ…だが、両手を防いだだけで安心か?」

「な、なに!?」

「オレにはまだ核が残ってる…右を見てみろカンクロウ」

「しまった!?三代目様か…!?」バッ

「はい、右向いたカンクロウの負けー」

「くそー!!」


いつだって本気な35歳と18歳。

2013/05/17(Fri) 17:08 

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