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□初めての音、初音ミク
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現実に響く、存在する歌声と
映像でしか存在出来ない姿
彼女には寿命がなく、
彼女には死がない、
別の死ならある。
それは、
現実の存在する声を持ち、
存在する姿を持つ人間に
その姿を
認められなくなること
彼女は何を思い、
何を考えて
この現実に歌を届けるのか。
彼女がもし。
この世に
姿を持っていたとしたら
何を、どう思い
どう生きるのか。
これは、彼女が
歩んだ道である―…。
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