Drop

□一番大切な人は?
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ー僕は依令だよー




黒ミサに、無理矢理入れられたとき。
出会ったのが、依令だった。
優しくて、強かった依令に勇気をもらった。
生きる意味をもらった。



「......本当に、音梦だよね!..!??」



その表情から読み取れる不安、助けを求めていたのに、
私は依令を助けることが、......出来なかった。



「依令、落ち着いて、ね?」


「っ、ゲホッ、ゴホッ、」



びちゃびちゃと、吐かれる血。
口を押さえる依令に、持ち歩く薬を飲ませる。









「これからは、__________」





このままここにいたら、死んでしまう。













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