Others

□「おかえり」が待ってる
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あの爆風で汚れた団服。
返り血と混ざるのは自分の血。

そのにおいは決して良いものではなくて、けれど自分の選んだ道であって。
長髪の男を追いかけて、宿で手当てをし、朝早くそこを出た。
救われたのは小さな町、けれどエクソシストである私たちが求めていたものはそこには無くて。
無かった事に迷惑そうな表情を浮かべる貴方だけれど、私にとってはどんな任務も重要。
馬鹿だ、とか言われますが無視、無視。


連絡を取った先で伝えられたのは新たな任務、ここで貴方とはお別れですね、神田さん。
ちょっと残念な気持ちを押さえ込んで私は新たな道を進む。













「おかえり」が待ってる
明日には戻れるかな、
 

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