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□やめろって言ったのにー!
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それはある少女のお話。
彼女は世に言うエクソシスト、と言うものでして、そしてそれと同時に馬鹿、と言う生物でした。


「てめェ、何やってんだ」

「あ!神田ユウさん!可愛いでしょ!!」

(((((えぇーーーー...)))))


彼女が差し出すのは、蕎麦。
.......であるが、その上にはケーキなどに乗せる砂糖で出来たキャラクター。
それを見る神田ユウは、ファーストネームで呼ばれた事を気にするより蕎麦の上に乗るそれが気になるようで。
周りに居るファインダーは念のため非難しておいた。


「.............何だこれは」

「蕎麦ですよ!!可愛いでしょ!!!」



青年の背後からドス黒いオーラが出ているのに少女は気付かない。
ただ、「お気に召しませんでした?」と首を傾げるだけ。



「........新しいの作れ、じゃねーとてめェの首ぶった斬るぞ....」

「えぇーー??」


神田にしては良く我慢している、相手が少女だからだろうか。
いやいやいや、それは置いといてオーラが。
オーラが凄い。



「........食べないんですか??」

「ふざけるんな、早く新しいの作れ」

「はぁい」








あ、でも!!
















「ユーくん、キャラクターは食べますよね?」















やめろって言ったのにー!
「え?ユーくんなんで私を投げ飛ばしてるの?」


少女を突き飛ばして食堂を壊した神田さんは、次の日(受身を取って無事だった)少女と一緒にご飯を作っていたそうな。
 

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