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□素敵にアホな君へ
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「あれ....胸が無い」








ぎょっ、と目を見開く周りの者達。
そこは、食堂であって、沢山の人が居るわけだ。
そこで何とも場違いな発言をしたのが彼女、スーザン ロークスである。


「え、何?キレドリって女の子じゃなかったの!?」


「........何でそうなる」


「え!?えぇえぇえぇ!?」




食堂がいっぱいになる、お昼時間。
サードの皆様お揃いでご飯を食べていたので、お邪魔させてもらった。
ふと目に入ったのが隣に座るキレドリ。
可愛い顔をしているが、何と言うか、無表情だ。
それはテワクにも当てはまるのだけれど。
胸が無いな、なんて思って手を伸ばしてみたら、あら不思議。
新しい発見、だ。


「え?スーザンさんはキレドリが女性の方だと?」


「思って、ました........」


「僕は、男。分かりましたか」



なんと言うか、えええーっと。

数秒で明かされてしまった悲しい、と言うか、予想外な真実。
これは、なんと、びっくり。




「.......ごめんなさい」














素敵にアホな君へ
「別に良いけど」
 

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