Others

□全ては、君のため。それは、本当に正しかったのだろうか。
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夜中。
余り深い眠りにつかなかった私はただベッドの上をゴロゴロしていた。
アレンと共に任務に出たリンクと連絡が途絶えて数日が経った。
彼等なら大丈夫、とは考えるのだけれどやはり心配の色は褪せなくて。


「救護班!!輸血の準備!!」


「怪我人をお願いします!!」




突然響いてきたのはそんな声。
まさか、彼等が帰ってきたのか。


部屋を飛び出して何の騒ぎか見てみれば。
任務に出ていた数人が重傷を負って帰ってきたようだ。
.....もしかして。


あまり想像はしたくないのだけれど、遠くであの綺麗な金髪が見えた。
コムイも手伝いを要請しているようで、丁度良いからと、後を追った。







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