短編

□雪祭り
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銀時と流衣は同時に声を上げた。


「おぉ、銀時に流衣ではないか。」


「最悪な奴に会っちまったぜ。」


銀時がそういうと



『エリー!!』


流衣はエリザベスに走って抱きついた。



「{久しぶり}」


エリザベスはそう書いたボードを見せていた。



「おい俺は無視か流衣。」


桂は流衣に言うが



『エリーはやっぱり可愛いね。』


「{そんなことないよ。流衣ちゃんのほうが可愛いよ。}」


と桂そっちのけで2人だけで話していた。



「流衣ほんとおまえそのペンギンお化け好きだな。」


『まぁね。だって可愛いもん。』


流衣が笑顔でそういうと


「「((お前のほうが可愛い!!!))」」


と銀時と桂は心の中で思った。



「おぃそこの万事屋2人組み。」



2人は声をかけられたほうを振り向くとそこには土方が立っていた。



『あ、土方クンだー。』


流衣はのんきに言うが内心あせっていた。なんたって指名手配中の桂と一緒にいるとこを見られるとヤバイと思ったのだろう。

それは銀時も同じだった。



『私が気を紛らわすからそのうちに。』


「わかった。」


2人はひそひそと話してから



『あれ?沖田クンは?それにゴリは?』


流衣はそう土方に聞くと



「あぁ、今ここら辺に桂がいると情報があったから手分けして探しているんだよ。」



『(ギクッ)そ、そうなんだー。怖いね。』


流衣は内心あせりながら答えると


「なんか隠してねぇか?」


『べ、別にー。そ、それよりさせっかくだから雪合戦しよー!!。』


「俺は今仕事ちゅ・・」



土方が話し終わらないうちに流衣は雪だまを投げつけた。



「いってぇな!!」


土方もそれにムカついて投げ返した。しばらくそれをやっていると




「な〜に俺の流衣といちゃついてんの?」


銀時はそういいながら土方に思い切り雪ダマを投げつけた。


「いってぇな。てめーもやんのか?」


「俺の流衣に手出したからにはな。」


『私お兄ちゃんのじゃないし。』


流衣は呟いたが2人には聞こえていなくて雪合戦をやっていた。


すると流衣の横に人影が現れた。そっちをむくと



『あ、沖田クン。』


「総悟でさァ。それよりちょっとはなれていなせェ。」



沖田は流衣にそういうとあるものを構えた。それは・・・・
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