神話パロシリーズ

□デメテル
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配役は
デメテル…留三郎
ペルセポネ…伊作
ハデス…雑渡さん
ゼウス…文次郎

で、伊作と留三郎が親子です。CPでいうと、
雑→(←)伊+留←文
です。ややこしいとか言ったら終わりなのでツッコミ無しの方針でお願いします。
名前は落乱キャラのままでいくので女神とか言っても男です。
苦手な方回れ右でお願いします。










留三郎はオリュンポス十二神の一柱で、豊穣の女神と称されていました。
留三郎は人間に野の花や果実、穀物を司り、穀物の栽培などを人間に教えまし。そんな留三郎には美しい娘がいました。名は伊作。彼は花の女神として母の仕事を手伝っていました。





(留三郎視点)

「伊作」
「なあに?母さん」
「今日、俺天上に行ってくる」
「え、母さん上行くの嫌がってたじゃん」
俺は少し間を置くと話だす。
「…小平太に呼ばれた。苺が欲しいんだと。まぁ、文次郎に会わなければ良い話だ」
「そっか、母さんは本当に文次郎様が嫌いなんだね」
「……」
俺は黙る。





文次郎
天上の最強。
いわゆる最高神。
自分の弟であり、
そして…





自分を犯し、伊作を身篭らせた人物である。





「文次郎!止めろっ!お前!には仙蔵がいるだろう!?」
「仙蔵は確かに俺の本妻だ。だがな、世の中愛人だっていくらもいるんだよ。お前が目につけられるのも当たり前だろ?お前は美しいんだからな」






最低だ…。





「いやっ…!文次郎っ!」










伊作を身篭る嫌な思い出。でも、伊作に罪は無い。断りきれなかった俺の過ちなんだ…。それに、伊作は俺に母さんと呼んでくれる。俺はそれだけで幸せだ。



「じゃあ、行ってくる。すぐに帰って来るからな?」






俺はそう言うと家を後にした。

これがとんでもない事件に発展するとは俺も伊作も考えてなかった。
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