図書室

□迷子(dcp
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それはまだデントコーンポッドが6才位のときだった。
「ポッド?コーン?どこにいるの−?。」
デントはヤグルマの森で迷子になっていた。
「ナプナップ?」
「大丈夫だよヤナップ。きっとさっききた道を戻れば二人ともいるよ。」
その頃コーンとポッドもデントのことを、探してた。
「おーい。デントどこにいるんだ−。どうだコーンそっちはいたか。」
「いないですね。ヤナップも一緒だったから大丈夫だと思うけど。」
「ヒヤッ!」
「どうしたんですかヒヤップ?」
そこには黒い陰が二つ見えた。
「もしかして…!」
ガサッ
「ワンワン!」
「チラッチラミ?」
「わっびっくりした−」
「デント達ではなかったのですね。」
一方デント達はもときた道をたどって来てもまた同じような道に戻って来てしまい、なかなか戻れずにいた。
「コーンポッドどこ−?
うわっ!いてて…。」
「ヤッヤナー!?」
「大丈夫だよ、石に躓いただけ。さっいこ!」
デント達はまたあるきだした。
「にしてもだいぶ日がくれてきちゃった……。ポッド〜コーン…どこー?
いたら返事してよぉ…」
「ヤナッ!ヤナヤナ!」
「どうしたのヤナップ」
ヤナップが示した先を見るとコーン達がいた。
「あっコーン!ポッド」
「いた!」
「もう一生会えないかと思ったら凄く不安になっちゃって。それでそれでそれで。」
デントはそのまま泣きだしてしまった。
「わかったから泣くなよほら。出口に行こう!」
「うん…!」
三人は手を繋いで出口まで歩いていった。
End
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