稲妻(11&Go)

□真冬の天体観測 
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こうこうと銀河のように輝いている真冬の夜空

どの季節も星空はとても綺麗だが、特に真冬の

星空は美しいと思う。

空気が透き通っていて、余計にキラキラと見える。

今、私たちはとある山に来ている。

私がどうしても星が見たいといって、風介に連れて来てもらったのだ。

名無しさん:「ハァ〜綺麗。」

私はついうっとりとして星空を見上げていた。

風介:「・・・・名無しさん寒くないか?」

と彼は私に聞いてくる。

名無しさん:「えっ!?・・・寒いかな?」
私はそんな事を考えていなかったから、どう答

えようか迷ったが一応答えた。

風介:「そうか・・・。」

すると彼は私の左手をギュッと握ってポッケの中に入れた。

ただ何も言わずにそんな事をされた私は、

何をされたのかと分からなくてポカーンとしていたら

彼は耐え切れなかったのか急に顔を赤くした。

風介:「・・・・嫌だったか?」

名無しさん:「!!嬉しい、ありがとう風介!!へへ//」

と私も嬉しくて顔を赤く染める。

風介:「星・・・綺麗だな。」

名無しさん:「うん、来て本当に良かった!連れて来てくれて、ありがとう風介。」

と私は風介に抱きついた。

風介:「!!・・・そんなに喜ばれるとは思わなかった。」

彼は私を強く抱きしめた。

風介:「冷たい!!・・・こんなに体を冷やしたら風邪をひいてしまうじゃないか!!」

彼は優しく私に言う。

名無しさん:「それは風介もだよ」と私たちは
クスクスと笑いあう。

風介:「愛しているよ名無しさん」と彼は冷たくなった私の唇に触れる。

名無しさん:「もう//風介!!」と私は顔を真っ赤にする。

風介:「その顔も好きだよ。」

と彼は私の耳元でボソッと呟いた。

●●真冬の天体観測●●
(あ!!見て風介!流れ星)
(こんな顔誰のも見せたくない)
(何を願ったのだ?)
(え!・・・・・言わなきゃ駄目///)
(私にはいえないことか?)
(ちっ、違うもん、私はただ・・・風介とずっとずっと一緒にいられますようにって願っただけ!!)
(君は馬鹿か?そんな当たり前のことを)
(!!そっ、そうだね//)
(ああ、可愛いそんな顔も)

〜Fin〜
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