稲妻(11&Go)
□アメより甘いもの
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名無しさん:「ふんふんふん♪」
アメって美味しいなぁ〜
コロンコロンと口の中でアメをころがしていると・・・・・ドンッ
名無しさん:「ゴックンッ」!!!
ヒロト:「やぁ〜名無しさんどうしたんだい?
そんな顔して・・・僕とぶつかったのが、そんなにびっくりなのかい?」
と聞いてくるヒロト
名無しさん:「・・・・して」
ヒロト:「え??」
名無しさん:「メ・・・してよ・・・アメかえして!!バカヒロト!!!」
私はつい大声で言ってしまった。
ヒロト:「!!バカは酷くないか?それよりアメってどういう意味かな?」
と最初は私の大声に目を見開いていたが、すぐ
に真顔になり聞いてきた。
まぁー確かに”アメ”だけじゃ分からないよね
と思い私はヒロトに説明し始めた。
名無しさん:「あのねぇーこのアメさっき晴矢
に貰ったの・・・コーラ味のアメだからつい嬉
しくてね・・・それでそんな時ヒロトとぶつかって飲んでしまったの。」
舐めたばかりだったのにと私はシュンとなる。
ヒロト:「そうだったのかぁ〜う〜ん」
とヒロトは何だか悩んでいる。
私のためにかな優しいなと思った。
だが、どんなに悩んでもアメは戻ってこない。
残念だけど諦めて部屋に戻ろうと思ったとき
名無しさん:「私・・・部屋に戻るね」
そう言って私はヒロトに背を向けた。
グイッ
名無しさん:「!!!」
ヒロト:「待って!名無しさん」
名無しさん:「へっ!!」
今の体制はヒロトに後ろから抱きしめられている。
ヒロト:「アメの代わりになるか分からないけど・・・きっと甘いと思うよ!!」
と言ってクルッと体を回されたと思ったら急に
唇が変な感覚になった。
名無しさん:「!!!」
そしてすぐにそれが何なのか分かった私は顔が
だんだん熱くなってくる。
ゆっくり唇を離すヒロト
ヒロト:「どう?甘かった?」ニッコリ
名無しさん:「〜〜〜///いっ、今のって!!!」
私は唇を手で押さえる。
ヒロト:「あぁ〜キスのこと?」
真顔で答える君
名無しさん:「きっきっキスって・・・なっ、なんで!?」パニくる私
ヒロト:「何でって、決まってんじゃないか!!名無しさんの事が好きだからだよ!!」
ニッコリと微笑む
名無しさん:「ふっ、ふぇー好きって//」
私は手で顔を覆う
ヒロト:「名無しさんは僕のことすきじゃないのかい?」と顔を私に近づけてきて、抱き寄せる。
名無しさん:「好きです、ずっと前から//」
嬉しい
ヒロト:「嬉しいよ名無しさん」ともう一度唇を重ねる。
●●アメより甘い君のキス●●
(あ!!今度からは晴矢とかから食べ物貰っちゃ駄目だからね?)
(えっ!!うん・・・・なんで?)
(嫉妬してどうにかなっちゃうから)ニッコリ
(う、うん)笑顔だけど目が笑ってない