愛は静かな場所に降りてくる

□更新停止について
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2017年8月。
連載完結から、1年が経過しました。

まさかの公式一織ENDに涙が出るほど喜びつつ、私の脳裏を過ったのは、サイトオリジナルの双子の子供たちのこと。

公式が「一勇」君という二人の子供を登場させてきた以上、蒼良と咲良のお話を、これ以上書いてはいけないのではないか…そんなことを、思ってしまったのです。

「パラレルとして、書き続ければいい」

そういった励ましもいただきました。
ですが…どうにも私自身の気持ちを切り替えることができません。
何と説明したらよいのか…今はもう別の人と結婚して、子供までいる元カレとの過去を忘れられず、元カレと、産まれることのないわが子との生活を妄想し続けている、痛い女…そんなイメージに近いものを、自分自身に感じてしまって、どうしようもないのです。

一年間悩んで…ここは一度、きっぱりとこの先を続けることを諦めようという結論に至りました。

過去にご協力いただいたアンケートで、続きを読みたいお話第一位をいただいた作品でもありますので、大変心苦しくもあります。
それでも、他のサイトマスター様方や支部での作家様方が次々と「公式親子」の新作を発表していくなかで、いつまでも「この先、どうしたらよいのだろう」と呆然とするばかりの自分に対し、嫌悪感が募る一方でして……。

続きをお待ちくださっていたお客様には本当に申し訳ないのですが、以後、【愛は静かな場所に降りてくる】の更新については停止とさせていただきます。

最初は「断筆宣言」にしようと思っていましたが、年数が経つうちに気が変わることもあるかもしれない…と、幾分ソフトに「停止」という言葉を使うことにしました。
もしも数年後、何事も無かったかのようにひょっこり再開していたならば、苦笑しつつも見守ってやってくださるとありがたいです。

せめてものお詫びに、次ページに「一月」から最終回の「五月」、そしてエピローグまでのプロットを載せておきますね。
どうぞ、私の身勝手と我儘をお赦しください。


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