†過去イベント†
□【隊長's の「読み聞かせ」】
今年も恒例の「こどもの日の読み聞かせ」がやってきた。
近くの幼稚園の子供達が特別に図書館を訪れ、自由に図書館内を散策しつつ色々な本について学ぶ日である。
三班に分かれたメンバー達は「さくら組み・みかん組み・りんご組み」の子供達に本の素晴らしさを教えてやって欲しい。
特に隊長である梧桐、栂井の二人は率先して子供達と仲良く(笑)するように。
「……まぁ、そうだ。とりあえず皆の所に行こうな?そしたら絵本を読んでやるから…」
「おにい・・・っ!えー・・あぁ。まぁ、そうやで。…どないしたん?そないなとこにおらんと、こっちきなやー」
「…ああ、まあ此処の人って言えば此処の人だろうな。入んねぇのか?」
訪れた幼稚園児達は色々な本に興味を示し、楽しんで帰ってくれたようだ。
ある女の子は「また来るね」と嬉しそうに手を振っていたが…。どうやら、案内してくれた担当の者がすっかり気に入ってしまったらしいな。
■【海琴の「大切なシャーペン」】
「ない!!俺の大切なあれがっ!!!!!!」
館内に響く姫咲院の悲鳴。どうやら彼愛用の大切なシャーペンが行方不明になってしまったらしい。一体シャーペンは何処へ。図書館内に落ちているのか、それとも…?
「…あー…、落し物が」
「あの、そのな。それ、俺の知り合いのかも知れへん」
「だったらその知り合いに連絡をつけて出来るだけ早く受け取りに来て貰え…。もしミコが居ないときに来たら俺が渡しておくからさ。とりあえずはお前に渡しておく」
本棚を整頓していた騎士沢が「MAKOTO」と名前が彫られたシャーペンを見つけてくれたらしい。無事に誤魔化しも効き、姫咲院の手元に戻ってきたようだ。
□【真琴の「白い薔薇」】
ここ最近毎日のように白い薔薇の花束と共に「真琴さんへ」と書かれたラブレターらしきものが図書館の玄関に置いてある。
一体誰が花束を置いているのか?
*有力情報
→辻合「白い薔薇の花束?…そういや、見知らぬデカイ男…ゴホン、お客様らしき人が花束を持って図書館内を覗いていたぞ?
「真琴さんは真琴さんだろ。確かに俺、真琴さんの外見に一目惚れしたけど、
こうやって話してても、ずっと胸がドキドキして、痛いくらいで…。…俺、真琴さんの事大好き。…だから、今日は帰るね。まだ諦めないから」
どうやら「加宮(カミヤ)」という男が騎士沢に恋心を抱き送っていた薔薇だったようだ。諦めない、と最後に呟いた加宮はまた現れるのだろうか。