黒バス2

□黒ゴマプリン
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「日向ー」


「んー?」



なんだ?って、ちょっと眠たげな声で答える日向。

とか言う俺も眠たげな声なんだけどさ。



「秋だねー」


「まぁそりゃあなー」



…なんだこの会話。

でも眠いから仕方ないよね。


別に毎日きゃっきゃっしなきゃダメな法律はないし。



俺はどっちかと言うと楽しい毎日が好き。

コガとかとふざけるのも大好き。


だけど、こうやってたまに日向と二人っきりでだらけるのも、好きなんだよなー…。



なんか、あれ。

落ち着くって言うかさ。


楽、なんだよね。

まぁこれは相手が日向だからと認めてやらなくともない。





てゆーか…



「秋だねー」



「オマエそれ何回目だよ」




日向にツッコまれる。


何回言ってもいーじゃんか!
だって秋なんだし。



秋っていいよねー。

秋っていろいろあるし。




食欲の秋とか
芸術の秋とか

俺らは部活やってるから、スポーツの秋かな?



まぁどれにしても秋はすごい。



「ひゅーがー」


「んだよ?」


「ひゅーがは何の秋?」


「は?」



意味がわからない って目で見てくる。

頭おかしいって思われてそう。

失礼だな、メガネのくせに。



頭おかしいって思われたままはさすがに嫌だから、ちゃんと説明してあげる俺。

うわ、優しい。





「ほら、秋って食欲の秋とかいろんな秋があるじゃん?」


だから、日向の秋ってなんなんだろう ってさ。



ってつけ加える。




すると日向は納得したようだ。

うんうん。

これで俺が頭おかしくないと証明されたね。





「で、日向の秋は?」



話がズレそうだったから、本題にもどす。




すると日向は少し考えて、呟いた。







「俺はー…、伊月の秋だな」


「はい?」




えー、と?

なんて言ったんですか、ひゅーが君?


変なことが聞こえた気がするけど、うん、きっと気のせい。





「だから、伊月の秋だって」




…気のせいじゃなかったようです。


え、俺の秋。



なんだよその秋。

どんな秋だよって思う。


俺がたくさんそこらに生えてる秋ですか?

…うわ、想像したら気持ち悪いんだけど。




そんな俺の気持ちを察したのか、日向が付け加えた。





「伊月の秋ってのは、俺が伊月を堪能できる秋って意味な」





へ?

ごめん、意味が良くわからないんだけど俺。


日向が俺を堪能する秋?



…どんな秋?





「わかんねぇ?」





俺が悩んでると、日向が小さく笑っていった。


…絶対馬鹿にしてる!





「俺、日向じゃないしー」





ちょっとムカついたから、ふて腐れたように言ってみる。

実際、軽くふて腐れてるし。




「じゃあ教えてやるか」





日向のその言葉と同時に、俺の唇に何かが触れた。


…え、?


ちょ、え?

……なんか、唇に当たった?






俺の頭の処理スピードが追いつかない。



そんな風に考えていると、日向が優しく笑った。




いや、微笑んだに近いかも。


日向がその顔をすることは滅多に無くて。

でも俺はその顔が1番好きで。




そんな顔を去れたら、さっき何されたか何て、大体予想がつく。






日向の秋は、俺の秋。


じゃあ俺の秋は?




そんなの、もちろん決まってる。


だけど日向には絶対言わない!








(言ったら調子乗るだろーし)(は?何がだよ?)
















 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


私の小説がぐだぐだなんて
決まってることさ←

途中で頭こんがらがった為、
こうなりました←言い訳


秋ネタ多ッ
 

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