黒バス2

□ポッキー
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「ポッキーゲーム大会やろーっ!」



時間はお昼。

バスケ部の面々は、屋上にて昼食をとっていた。


居るのは、小金井、水戸部、伊月、日向、黒子、火神である。


誠隣高校バスケ部有名(?)の3つのカップルであった。








そんな中で小金井がいきなり騒ぎ出した。




「ねーねー伊月ーっ、やろーよー!」



「ちょ、コガいきなりどうしたの?」





本当にいきなりすぎる小金井の発言に、伊月も戸惑っていた。


そんな伊月を見て、小金井は自信満々に言う。





「今日はポッキーの日だよ!」




((いや、そうだけども!))


小金井以外の気持ちが一つになる。

ポッキーの日だからポッキーゲーム。それはわかる。



だけど何で今なのか。

それにポッキーの日だからってポッキーゲームをしなきゃダメなんて法律はない。



小金井にはそんなこと関係ないらしいが。




「てことで、ポッキーゲーム大会開催決定ーっ!」


「ちょっとまてコラ!」


「なーにーっ??」




いきなり開催を発表した小金井に日向が怒る。

小金井は怒られてるとは思っておらず、元気いっぱいに日向に話しかけられた理由を聞いた。



日向がそれに少し戸惑ったが、小金井に話しかける。






「何でやることになってんだよ!」


「ポッキーの日だし」




日向の的確なツッコミに答えたのは小金井ではなく伊月だった。




「ちょ、オマエも賛成かよ!?」


「ポッキー美味しいし」



「そんなんで良いのかよ!」



「さっすが伊月ーっ!」




味方が増えたことに、小金井は喜んだ。


それとは反対に日向は味方だと思っていた(勝手に)伊月に裏切られて落ち込んでいたが。




「伊月先輩が賛成ならボクも賛成します」


「ちょ、黒子!?」


「火神君うるさいです」


「オマエも参加するのかよ!?」

「火神君はしないんですか?」

「う…オマエがするんだったらしてやらねーことも、ねー…」

「じゃあ決まりですね」




どうやら一年ズも参加のようだ。

残ったのは日向と水戸部。


水戸部は小金井が参加するならもちろん参加(強制)だろう。
日向も伊月が参加するならしないわけにはいかない。






結局は全員参加であった。
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