捧げ物

□これからも…
2ページ/4ページ




















「ふぁ…ッ……やっ…ぁ!」




あれから1時間。

俺は日向にカンペキに流されてしまい、今はベッドの上。


最初はちょっとした悪戯ぐらいで、すぐ終わるから大丈夫って思った俺は馬鹿。



高校よりは盛らなくなったけど、そこは健全な男子。

そんなもんで止めるのは、不可能だった。




「ひゅ、がぁっ…も、や…ぁ」

「俺はまだまだ余裕だぜ?」




そういって更に奥深くをついてきた。

…日向が余裕でも俺は限界なんだよばか……っ!




「も、むりっ…!」




でも達するには刺激が足りなくて。

日向もそれを分かってるのに、俺が欲しい刺激をくれなくて。


…なんでこんな時だけクラッチ入るんだよ…っ!

今勝負所じゃないから…ッ!




「ひゅー…がぁ…ッん!」


「っ…!オマエ反則」




そんな目で見られたら理性全部なくなるっつーの。

日向が呟いた。





「はげしっ…て……ぁッん!」

「オマエが煽ったんだから責任とれよッ」



煽った覚えなんてない。

思うだけで台詞には出来なかった。


日向が更に激しく欲望の象徴を打ち付ける。

それに合わせて俺の口から甘い甲高い声が溢れている。



「ひゅ…が、もっ、…だめッ」

「好きなだけイっちまえよ!」



静かめに叫んでラストスパートだと言わんばかりに俺の弱いところを激しく攻めたてた。




「ゃあぁああっ!」




もうすでに限界に近かった俺はすぐに達してしまい、それにつられて日向も俺の中に欲望を吐き出した。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ