オリジナル 夢変換有(の予定)
□PURE LOVE
2ﾍﾟｰｼﾞ/34ﾍﾟｰｼﾞ
上川 翔太君は、二年生ながらに私達の学校のバスケットボール部のエースで、学年でもクールでかっこよくて、同じ学年、いや、学校の中でも目立っているほうだった。
ついでに、私の憧れの佐崎君も、私と同じクラスで、バスケ部に所属していた。
佐崎 蓮君は、もちろん目立っていたけど、それは、みんなの盛り上げ役と言うよりも一匹狼という感じで、でも、男子からの信頼は厚かった。
私は、そんな佐崎君をいつの間にか目で追うようになって、そして、徐々にそんな彼が気になり始めていた。
反対に、私といえば、一度も彼氏が居たことの無いさえない女子高生で、そんな彼等が、こんな私に目をつけるなんて、全くありえないことだった。
「今日は、遅くまで練習していくね。」
「そ。がんばって。」
そう言って私は法子に別れを告げた。