レポートD
□探索物件in神奈川
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レポートNo.12:小沢城跡
所在地(小沢古城):神奈川県愛甲郡愛川町角田→地図
所在地(小沢城):神奈川県愛甲郡愛川町角田→地図
今回は神奈川県愛甲郡愛川町にある小沢城跡です。
一口に小沢城といっても実は小沢古城と小沢城の二つがあるのですが、今回は両城を探索してきました。
こちらが小沢古城跡になります。相模川にかかる高田橋のすぐ近くにある通称城山にあります。
こちらは小沢城跡になります。先ほどの小沢古城から400b程離れた山にあります。
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両城とも城主は金子氏です。中でも戦国期の城主の金子掃部助(かもんのすけ)は有名です。
彼は長尾景春の乱に景春方として呼応し、1476年(文明8年)に小磯城(神奈川県中郡大磯町)や溝呂木城(神奈川厚木市)と共に挙兵しました。
そして敵方である山内上杉方の扇谷上杉家武将太田資長=道灌に攻略され落城、掃部助は戦死しました。
郷土相模原によると、掃部助の妻は臨月のお腹をかかえながら脱出しましたが途中で出産した後に亡くなり、婚約していた姫は燃えあがる城を背に相模川に身を投げたところその身はたちまち大蛇となったそうです。
この姫の悲話は有鹿(あるか)姫物語として伝承されています。