置き詩と言う名の繋がり

人と人の詩の繋がり

あなたと誰かの
「詩」
と言う世界が繋がり広がる
そんな場所を。

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06/28(Mon) 04:48
元カレ女
優子

あの日 あの時

問いかけたキミの唇
口づけた事に後悔はない


僕の指に光るリングは
貰ったばかりだと言うのに、
愛の象徴より、キミとの関係を繋ぐための鎖でしかない


今更になって、彼の事を想い出す
膨れ上がってしまった
罪な想い


僕を引き留めるのは
愛ならぬ情


上の空な愛を囁く最低女

本気で惚れた筈なのに
今では勘違いし続けようとする
愚か者


HP
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06/03(Thu) 13:15
オレ様の人生
自由神


人生なんてもんは
自分でどうとでもなるだろう

そうは思わないか?

オレ様からすれば
人生なんてゲームと同じだよ

成功する事もあれば
失敗する事もある

全てがうまくいくとは
限らねぇから当然だろう

だけど失敗なんて
帳尻合わせりゃプラマイ『0』
なんの問題もねぇだろう?

ようは自分の考え方次第
オレ様は感覚的にヤるだけだ

多少の失敗は華麗に無視

指摘されても
中指立てて笑っちまえば
こっちのもんだろう

どうせオレ様の人生だしな


HP
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06/02(Wed) 11:16
『僕は”あなた”に』
宇佐 世白

春風に理想を投げた
昔の僕に言う
あなたの言葉が
未だに胸に甚く響く

ただの花にも為れなかった
ただの憂鬱にも
ただの”ひと”にも
僕は為れなかった

そんな怖ろしい優しさで
この両の眼を見ないで
そんな温かい手で
僕に触れないで

そんな
素振りだけで

このこころは
脆いから

すぐに壊れてしまう
すぐに嫌われてしまう

ただの
”ひと”にも為れないのだから
あなたの
たった独りのひとにも
きっと為れないだろう

だから
僕はずっと”あなた”に
為りたかった


HP
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04/30(Fri) 22:29
肩に刻んだ清廉の名前
宇佐 世白

騙した声で嘘を吐く
バランスを欠いた所以と
肩に刻まれた標しを
見抜く闇が空を囲って
春暁に哭くひもす鳥

桜木に美し波雲の
求め過ぎた情の行く末を
ひもす鳥の語る
恍り射す砦に棲み永遠を産む
その声は顯らかなる音色で

背筋を這う虚言に満ちる
罵詈せられ続けた言の葉を
未だ足りないのだと
古の鳥は夢のように囀り

言い聞かせた
朝も夜も、未だ知らない
白日夢の中でも
まるで直蒼なる空を嘆く
一個の人間のように

童を忘れた
ひとと為りしは童を忘るる
春暁に哭くひもす鳥


HP
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04/17(Sat) 09:12
破れたジーンズ
アッシュ

Season

なるべく考えないように
君のことは遮断しているけど
手持ち無沙汰なこのごろが
思考を巡らすゆとりに
なってしまった

汽車の車窓に映る顔を
真横に通り過ぎてく景色たち
流れる街並みが変わっても
見えるのは 制止した表情の
淡い色の分身・・・

まるで夏のように
熱を帯びた心で
空から君を照らしていた
僕に見えないところで
君は日傘を差して
陽射しを遮ったんだろう
僕を傷つけないために
そんな愛しい画で
あの頃を君は過ごしてたかな

「なるべく考えないように」
その心がけは逆効果だった
苦し紛れを探している
その理由が胸に淀んでいる

笑顔の数だけ写していた
瞬きという名のシャッターで
ひたすら焼きつけ続けていた
目の前の しあわせが突然に
遠くならないように

時には秋のように
不安で散らばった葉を
風を吹かして集めていた
肌寒い季節
上着を羽織る程度の
温もりでいいから
見えぬ君の優しさに
袖を通したかった
そんなふうに思った
枯れ木の下

想いが積もる冬は
君のサヨナラが
雪解けに導いていくよ
まるで季節のように
ゆっくりはじまっては
静かに終わってゆく
今は春のように
出会いと別れが
入り交じる世界で・・・


HP
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