○●CP小説●○

□*mother's day*
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双子「「ねぇねぇ、殿」」




環「……なんだ?」




双子「「今日…何の日か知ってるー?」」




ニヤリと目を細める双子…




環「なんの…日…?」




双子「「ジャーン!!」」




環「…それは…」




目の前に差し出された一輪の花…




双子「「そっ☆カーネーション」」




環「…ま、まま…まさか…!!」




双子「「そのまさかなんだよね〜」」






…俺としたことが。




すっかり忘れていた…









環「…母の日っっ!!!」












mother's day
―――――――――――――――――――――












環「ハールヒー!!!」




ハル「わっ、なんですか先輩…」




…相変わらず冷たい反応。





環「ハルヒはお母さん似だな…くすん」




ハル「それは良かったです」




環「…ガァーーーン!!!」





部室内に響く悲鳴(?)






ハニー「ハルちゃん、たまちゃん…シー!」




モリ「……」




環「ハニー先輩、モリ先輩!それどころじゃないんです!!」




ハニモリ「…??」




環「今日はなんと…母の日なのです…!!」




ハル「知ってますよ」




ハルヒが容赦のない返事をする。




環「フッ…ハルヒ…分かってないな…」




ハル「…は」




環「つまり、鏡夜の日なのだっ!!!」




ハル「なんでそうなるんですか」





ハルヒに白い目で見られた…くすん。





環「鏡夜はお前達の母さんだぞ!
今日は日頃の感謝を母さんに表す日なのだ!!!」




双子「「どう表すの?」」




環「それはだな…まずは皆からの感謝ソングを贈る!!」




ハル「うわ…激しくいらない…」




馨「いらないねぇ…」




環「そして、次に…!!」




光「聞いちゃいねぇし」




環「俺からの熱い抱擁…!!」





鏡「なにを騒いでるんだ?」




環「鏡夜…!!」




双子「「鏡夜先輩、殿が日頃の感謝にハグしたいそうですよ〜」」




環「こ、こら!それはシークレットなんだから秘密だ!!」




光「…意味一緒じゃん」




馨「サプライズって言いたいんじゃない?」




環「と、とにかく秘密なのー!!!」




鏡「どうでもいいが…気持ち悪い事はしてくれるなよ」(ニッコリ)





全「………(汗)」











その後…俺一人で感謝ソングを捧げたのだが…




「環の喉自慢大会か?」と、鏡夜に笑われた。






子供達の薄情物ー!!!










あぁ…






俺と鏡夜が熱い抱擁をしたのかは…








…二人だけの秘密なのだ♪











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