◆ガゼット小説◆

□ 4.バースディ☆
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「れいた…お前なぁ、そんなことで拗ねんなや〜」
「"そんなこと"で悪かったな。」
そう言い返すと、葵くんはまだ俯くままの俺の顔を両手で上げて
「…よく聞いてな?
俺がずっと寝てて、れいたに寂しい思いさせたのはゴメン。
でも俺は、特別な日に特別な人…大好きな人に傍に居てもらえるだけで幸せなんよ?
そう思うだけじゃダメか?」

真剣な目で見つめてくる

さっきまで不貞腐れてた自分が情けなく感じた

「葵くん…ごめん…‥。
…俺、もっと大人になんなきゃな…‥」

キスをして
強く抱き締めた
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