小説
□接吻と唇
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「ブン太、ここに座ってよ。」
「ゆ、きむらくん。」
「早く。」
椅子に座る俺の太股の上に、ブン太をまたがらせた。
顔を赤くして、小刻みに震えてる。
ああ、だからこうしていじめたくなるんだよ。
「んん・・・っ」
厭らしい音と不埒な声を漏らして、俺の舌を必死に拒絶するから、さらに激しくキスしてやった。
「は、ブン太、勃ってる。」
「ん、ちがっ!」
「なんで?ほら、こんなに反応してるよ。」
「ゆ、きむらくん。も、いじんないで、」
やだね。
「う・・・ぁっ」
「は、好きだよ。ブン太。」
とっても。
だからもっといじめていいよね?
おわり