小説

□月と太陽と
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「ん?」



「あ、」



「アンタは・・・」
「お前は!」









一人で公園のテニスコートで自主練してたら、確か、立海・・・?の丸井先輩がやって来た。

多分先輩も自主練だ。



「お前越前じゃん。何?今日部活ねえの?」



「そっちこそ」



「今日はミーティングだけ」



「ふうん。俺はオフだったか・・・」



「へー、まあいいや。せっかくだから試合、しようぜい」



・・・まだ言い終わってないんだけど。



「試合なんてやだよ。」



「いいから。負けた方がパフェおごりな。」



「は、ちょっと、」



「んじゃま、やりますか!」



「ちょっとってば!」



















「ぜぃ、ぜぃ、ま、マジかよ。」



「はぁ、はぁ、まだまだだね。」



まあ普通に勝った。



「くっそ、俺がパフェおごりかよー」



「いいよ、べつおごんなくて。」



「うるせーな。俺は約束は絶対果たす主義なんだよ。おごらせろよ。」



「いいって。俺甘いもの嫌いだし。それに・・・―――」






  チュッ






「へ、」



「先輩ってずっと俺のこと好きだったんでしょ。」



「なっ!」



そうやってすぐに顔を真っ赤にするからわかりやすいんだって。






「まだまだだね。」






そんでまた先輩の口にかぶりついてやった。



そしたら先輩があんまりかわいく鳴くから、ちょっと勃って来たし。



「先輩が悪い」



そう言って押し倒したらまたかわいい声を出すから、理性なんか捨ててやった。








俺もまだまだじゃないか。

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