04/09の日記
21:25
忠実な犬と嘘つきな主人
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・妖狐×僕SS×化物語
御狐神双熾寄り
入学式の時あまりにも暇だったんで思いついた話です←
阿良々木暦の双子の妹。“九狐”に愛された女
自分を何故か“嘘の存在”と思いこんでいるがそれは心の中にしまっており、誰も知らない。だがとある“怪異”のせいによってその感情とその頃の記憶がすべて奪い取られてしまった
理由は本人に分かるはずもないし、忘れてしまっているので意味がない。これは中2の春頃の出来事。道端で倒れていて1ヶ月ほど目を覚まさなかったらしい
そして其処から時は流れ、高校3年のとある日の直江津高校からの帰り道の途中のこと、
急に全く見覚えのない人である“御狐神双熾”に何でか知らないけど懐かれる。
理由は“怪異”のせいで忘れてしまった時に命を救われたらしく、その恩を返しにきたらしいが本人は覚えていないから首を傾げるばかり
とりあえず、家に一度戻り自己紹介したと思えば…
『…大きな犬に懐かれた』
「いますぐその犬捨てて来い!お前の彼氏がそんな性癖だなんて僕は許さないぞ!」
『………暦だって変な性癖持ってんのに御狐神さんの事を批判してるんじゃない!』
「彼氏だと否定しないと言う事は…お前、まさか」
『誤解誤解!ああ、御狐神さんそんな目しないで!』
阿良々木君の変な性格を抜いて頭がよくなった感じの子です。それ以外は全部一緒
そしてだんだん双熾と触れあっていくうちに記憶を思い出して、いちゃいちゃしていて暦君に嫉妬されてりゃいいと思うんです←
「別に僕は何も思っていないからな!」
「お兄様はツンデレですね」
「お兄様なんて呼ぶな!僕は別に認めたわけじゃないんだからな…!!」
とか言いながら妹離れが出来ないお兄ちゃんと何としても認めてほしいけど大切な人の兄だからあまりあれな事が出来なく黒い笑みを浮かべる双熾さん…とか
甘くて甘くて仕方がない話だけれども何処かほろ苦い、そんな可笑しな噺
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