02/19の日記

19:05
幾度目かのこの世界で
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ああ、またやり直したのか


気がつくと自分一人きりの会議室のイスに腰掛けていた

先程まで何をしていたのかがわからない

しかし疑問にすら思えない。たしか、四回目だ

少なくとも、覚えている限りは


「反則技(回数無制限)ってどうよ…」


いい加減見慣れた長い赤毛を掻き毟り、ドアの外の気配を察知

悩むまでもない。あのソーダブルーの髪をした少女にして十数分後には同僚になるティオ・プラトーだと断定

やはり今回もここからやり直しらしい

まったく、人が築き上げて努力してきたものを毎回振り出しに戻してくれやがって……

でも文句を言っている場合じゃない。どうでもいいことだ

俺はただ、この体を…ランディを守るだけ

正確にはランドルフなのかもしれないがどうでもいい。些細なことだ

仲間を守れず自分だけ生き残った事実に、そもそも絶対に相容れないと分かっているのに一緒にいたいと矛盾を抱え続けた心に

苛まれ、病んで…反則技でやり直しの機会を与えられても修復できなかった壊れてしまった肉体と精神を

ありとあらゆる全ての災厄から、守って見せるだけ


「よっ」


『ランディ』がそうしたように軽い笑顔と言葉で挨拶

スルーされようがどうだっていいことなので反応はしない

最善は壊れる原因を生み出さないこと

そうして、時間をかけて修復すればいい

だから、ここにいない方が一番いいのだが…記憶なんてなくして、赤い星座に帰るのが最良なのだが

仕方がない。所詮俺はランディのために行動するだけ

つまり、何度も何度も繰り返してそのたびに亀裂を広げられては困るわけで(忘れない原因が俺だとしても)


(今回こそは最後まで生き残ってもらって、クロスベル開放して…クロイス家利用して分離して仮肉体でもゲットできたら、赤い星座は俺が引き受けよう)


すべては、己を宿す愛しい彼のために――――




ただ最善と最良を求め続けて






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どっかの世界でなぜだか死んだスレた性格の誰かが最初の世界で唯一生き残ってしまったランディの憑依
自分と似ている、けれどまだ救いがあるランディに惚れ、沸いてきた庇護欲→でも憑依ってことは借りてるって事で、力になれない
しかしその後支援課はノエル、ワジ含めた三人で行動、碧の軌跡へ突入、キーアは零の至宝に昇華し世界を紡ぎなおす…
そしてキーアを見送り、「ランディもどうか幸せに」なんていわれたが無理に決まってる
キーアもやり直しの世界に旅立ったし、もう戻る場所もやることもない。なんで一人で生き残ったんだろうと考えの果て…碧の大樹と共に消滅(ちょ
そして何がどうなったのか紡ぎなおされたやり直しの世界にいてしまった。記憶とかまんまで
しかし既に壊れてしまっていたランディの為に誰かがランディとして振る舞い、ランディの為だけに頑張るが毎回キーアが望んだ世界には至れずただ今経験を積んだまま四回目
高望みしすぎだし反則技何回使うんだよとランディ以外どうでもいい誰かは思っている
つまりランディ以外嫌いですが何か?な感じ

それでも今日も今回もランディの為に頑張ります!でも正直ランディが生き残ってくれたらなんでもい…冗談です。な誰か
ランディを自分みたく決定的に後戻りできなくなるなんて事態には追い込みたくはないゆえの行動


……書きたいな…でも意味不明…
私にしか理解できてないんじゃ…いつもだけど、悲しい!

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