紅の花舞

□二十八、それは
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「はあ〜、最近色んなことがありすぎだよ…」


伊東さん達の離隊に、鬼の話。


考えても考えきれないことばかりだ。



「私もそろそろ寝ようかな…」



着替えようと着物に手をかけた時、




バアン!!



ドクン



「くっ…!?」



響き渡った銃声と共に、私の心臓が激しく脈打った。



(発作…!?
それに今の銃声、まさか鬼が!?)



苦しい心臓を押さえながら、空舞桜を掴み外に出る。



境内に出た私の目に飛び込んできたのは、




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