MEMO
リアルタイムとか作ってみました
◆ふふは…
更新なくてすいません…(泣)
籐乃は元気です!!
書きかけの小説は沢山あるんですけどね…!
中々進まないんですよ…。パターンが前と一緒だよなぁとか。うむ…。拍手ありがとうございました!!凄く嬉しかったです!!
2011/12/07(Wed) 23:54
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◆ひばつな
「……でね」
君は笑ってそう言う。普通なら笑って聞ける話。でも、何でだろう
「…たら、リボーンが」
無表情の僕に気付かない君。いつもの無表情とは違うんだよ?
「京子ちゃんがそこで…」
相槌にも、苛立ちが篭ってるだろ。その原因を勘違いして、話をより面白可笑しく伝えようと君が頑張る度に、
「でね、獄寺君のビールがそこで破裂して」
もっと苛つくんだ。何、そんなに自分の交遊関係の幅の広さを僕に知らせたいのとか本気で思う。
又聞きで君が誰と、それと遊びに行ったとか、もう聞きたくないな。
実は僕は もうこれ以上
「…なんですよ。でね」
君を好きになりたくない。だから会いたくないんだ。でも、
「…が、って言うんですよ。ひどくないですか?」
会って話しを聞きたいとか、もう会わない方がいいとか繰り返し。
君は僕を好きだけど君の好きは僕が望む好きとは違っていて、でも好かれて嬉しいのに悲しいみたいな。
馬鹿みたいに色々考えて、結局、
「馬鹿じゃないの」
一言で僕は保護者に。いつか君が僕を好きになってくれるのを待つしかなくて。
2010/08/09(Mon) 23:24
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◆いっそ リボツナ
「ああ、クソ」
リボーンは腹立ち紛れに、トランクに詰まっていた札束を海に流してやった。白い気泡と透明な青に揉みくちゃにされ、落ち葉のように札が波間を漂う。
よりによって、大事な取引に向かう途中、クルーザーが転覆した。着いたのは無人島……らしい。歩いて30分程で一周してしまえる島。
クルーザーの添乗員は札束と同じ運命を辿ったらしい。
「リボーン…どうしよ。マジで無人島だよ儲かったお金で優雅にお姉さんを口説こうと思ってたのに」
綱吉は椰子の影で体育座りをして一人で棒倒しをしている。自分達の手荷物は、人がいなければ役に立たない大量の札束だけだった。それも今波間に捨てた。
「―――いっそ、ここで暮らしてみるか?逃げたがってただろう」
不慮の事故でもなければ、逃げられなかったであろう、綱吉の肩書。
「はは……俺繁殖能力ないよ?死ぬまでお前と二人っきりだよ?」
もしも、世界に二人きりなら。考えた事はないともいえない。二人きりだけの世界。目眩がする程
「そうすりゃ、俺はお前の一番にしかなりようがねぇな」
笑って言えば、綱吉はより盛大に笑った。
「何言ってんだか」
――ここで暮らそうか。ここが何処かも解らないけれど
「お前はいつも俺の一番じゃないか」
「は。信用なんねーな。ジジババまでたらしこむボスが。」
「はは。あれは俺が好きな訳じゃないよ」
あれだけ好かれていて、そんな事を言うのかお前は。
「これからはそんなネガな事言えなくなんぞ。疑う余地もなくお前を好きな人間しかいねーからな」
安っぽい台詞に、綱吉は小さく首を傾げた。そして馬鹿じゃん、と少し泣いた。
――さぁ、ここで暮らそうか?俺の目当てはただお前一人。お前が不安になる要素なんて何もないだろ馬鹿め。
「お前に任せるよ」
波間に漂う無数の札束より、きっと。
「その一言が欲しかっんだ、きっと」
ずっと。
2010/08/01(Sun) 01:21
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◆リボツナ高校生パロ
「わぁぁぁ!!」
大音量の悲鳴と共に頬っぺたを叩かれた。
目を覚ませば尻餅をついたまま後退るツナ。
何をしたのかなんてその状況を見れば分かる。多分、女と間違ってキスでもかましたんだろう。
しかも、舌も入れた…と思う。
「んな……!信じらんない…!!」
顔を真っ赤にして叫ぶツナ。
んな乙女みたいな反応をされて、こっちの方が照れる?のか、なんだかツナの目が見れなかった。
まさか高校生にもなって初めてという訳でも無かろうに。
「…は、…じめてだったのに」
という呟きに、驚いた。まさか漫画みたいな展開でこんな男にか。綱吉は尻で後退って扉の向こうに消えた。
……幼馴染みに間違ってキスした揚句にまさかの展開。
阿呆親父ディーノの為所で年上ナイスバディなお姉様には切れる事なくお世話になってきたが。
「…クソ」
年上の彼女達に教わった色恋のイロハはきっとあいつには通じない。
いつもの余裕が通じない相手、というのはリボーンにとっても初めてだった。
こんな事態は何度目なはずなのに、こんなに頭の中がぐちゃぐちゃになるのも。学校に行きたくねー、とか思うのも。
そんな感情自体が初めてだった。
思った通りに学校を休んでいたら、ツナがきた。
決して目を合わせないようにしながら言う。
「り、…リボーンが学校にいないとつまんない」
跳ね上がる心臓。スウェットにシャツというラフな格好が今更気になった。
「…ってクラスの女子が言ってた」
……はぁ?とは口に出さずに盛大に心で叫んだ。
「ゆ…許せないけどリボーンが学校きてくれないと困る」
「…あぁ」
間抜けな自分。まったく格好良くない答え。
お姉様に云わせたらマイナス百点か?
「忘れる、から」
…何を
「学校きてくれ」
…お前は忘れられんのか?とは云わずに頷いた。
それを了解した事がどれだけ面倒な事だとは知らずに。
あとがき。
甘いリボツナ?一応頑張りますた。
2010/07/12(Mon) 01:57
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◆Sugar less prologue
心臓を貫いて
そんな陳腐な言葉。
その言葉が頭を駆け巡るとか、リボーンを好きじゃなきゃ絶対に言わない。
「アルコバレーノには寿命があるらしいな。多く見積もって俺は後三年で死ぬ」
今日は晴れだったね、明日は雨らしいよ、みたいな口調でリボーンは軽く言った。
へぇ、ともそうなんだとも言えずに、綱吉は煙草をくわえる。手が震えてうまく火が着かない。
「アルコバレーノがアルコバレーノでいる為の仕組みがあるらしいんだが、それが解らん限りは一定年齢で体中の細胞が内側から破裂するらしい」
水みたいに溶けて消えるのかもな、なんてリボーン。
俺はリボーンに出会ってから年をとったが、リボーンあの時のままだ。
こちらの心臓が切り裂かれるくらいの宣告をうけたリボーンに、なんて言えばいいんだ?
リボーンが死ぬかもしれない。三年なんて直ぐだ。日数に直せば千何百日ちょっと。今日を過ごしてしまえばそれは確実に減っていく。
「…なんで」
まだ一口しか吸っていない煙草を灰皿に落とした。
煙草の灰が灰皿の底に落ちる前に、ボタリ、と涙が机を濡らした。
「なんでお前はそんなに…」
泣いてしまった自分が惨めでもっと泣けた。
「リボーン」
強く熱く名前を呼んだ。三年後には呼べなくなるかもしれない名前を。
「死ぬなんて二度と言わないでくれ。俺は使える全部を使ってお前を助けるから」
リボーンはにやりと笑うだけだった。
「……お前が死ぬその前に、俺の心臓をお前が撃ち抜いてくれ」
あとがき
SS2に収納したSugar lessのちょい前。
2010/07/11(Sun) 01:32
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◆きみがすてた リボ綱
ち、と舌打ちをして、リボーンが携帯の端を弄り始めた。
「どしたの?」
「…ストラップが壊れた」
それはリボーンが自分で買った黒瑪瑙で出来た十字架をメインに、小さな銀の十字架と、雫型クリスタルが散る綺麗なストラップだった。
シンプルな割に洗練されたデザインが気に入ったとリボーンは言っていたのに、大きな黒瑪瑙の十字架が外れてしまったらしい。
リボーンは仕方ねぇな、と良いながら残りの部分を携帯から外して、呆気なくごみ箱にすてた。
「…わ、もったいない」
「壊れたんだよ。しゃーねぇだろ」
かしゃ、とも、ぽす、とも言えない小さな音にセンチメンタル。
なんでか解らないけれど、その小さな音をかなしいなと思った。寂しいな、とも。
直ぐにリボーンの黒い携帯には連絡が入って、かけながら部屋の外に出て行ってしまった。
綱吉は少し逡巡し、躊躇いながらごみ箱に手を伸ばす。
大きな十字架がはずれ、クリスタルと銀の十字架が寂しそうに光っていた。
――必要のないもんが多過ぎるな
と、リボーンはいつか言っていた。けれど、必要のないものを敢えて買ったお前が壊れたからってそれを捨てるなよ。
本当は、必要のないものこそ欲しいんだろう?
小さなストラップの残骸に口づけた。
それが、リボーンの心そのままに感じたから。
「……あ?お前、ネックレスなんか買ったのか?」
自分の胸元に光るネックレスを見つけて、リボーンが訝った。
「違うよ」
綱吉は、そのネックレスを外すと、リボーンの首に腕を回してつけてやった。
キラリと光る、銀の十字架とクリスタル。
「はい。お前に返すよ」
「は?」
「お前のストラップ」
にへら、と笑うと、リボーンに頭を殴られた。
「要らねぇから捨てたのに返すってどういう事だダメツナが」
「いいじゃんか。勿体なかったんだから」
リボーンは、ふん、と尊大に溜め息をつくと、帽子を目深に被ってどこかへ行ってしまった。
綱吉は小さく微笑んで、素直じゃないなぁと呟いた。
お前が要らないと捨てるもの程大切だって知っているから。何かを諦めてしまう前に俺はそれを拾ってお前に返すんだ。
リボ綱でした。リボ様ツンデレ(笑)
2010/07/04(Sun) 22:53
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◆ヒバツナ
「ちょ…やめてってば!!」
僕が廊下を歩いていると、聞き慣れた声が響いた。沢田。
ついそちらを見てしまうと、野球男が(なんか名前も呼びたくないよね)沢田の頭をぐりぐりと掻き回している所だった。また群れてる。野球だって草野球とか草草した名前で呼んだりするけど、草食動物宜しく、今日も仲良しごっこしてる訳!ワォ!
苛々して通り過ぎようとした時、野球男が僕を呼び止めた。
「おい雲雀!」
シカトしてやっても良かったけど、仕方なく僕は振り返る。野球男は沢田の肩を抱いていて、苛々が爆発しそうになった。余計な用件が無かったらさっさと立ち去るつもりだったけど、群れてる所をこれ以上見たくなかったから、僕は近寄って野球男の顔面にトンファーを突き付けてやった。案の定、草男は降参のポーズをとった。
「……何?下らない用件なら殺すよ?」
「いや、悪ィ。ツナがあんまし可愛いからついお前にも見せてやろうかと思って」
「かわいい?」
思わず棒読みになってしまった。そこで漸く僕は沢田をまじまじと見る。思わず一瞬フリーズしてしまった。黒縁の眼鏡をかけているだけだが、何でだろう。
沢田はトンファーの行方が気になるようで、そんな僕の反応には気付かなかったようだ。
「…似合わない」
そう吐き捨てると、すいません!!と沢田が姿勢を正した。僕は何となく指を伸ばして、そっと眼鏡に触れてみる。沢田は身体を思い切り強張らせた。
眼鏡をずらして、鼻の真ん中位まで下げてみた。沢田は恐る恐る瞳を開け、上目使いで僕を見た。
ワォ、ワォ、ワォ。悪くないんじゃない?これ。
「…噛み殺したい…」
思わず衝動的に口から出てしまい、沢田は、ひィィ、と目を潤ませた。
うん。悪くない。
冗談じゃなく、唇を噛んでやりたくなった。
アトガキ
中途半端ですいません、入りきりませんでした(泣)
山本に嫉妬してる事にも気付かないバリ様(笑)
まさかの眼鏡萌属性設定でしたすいません(泣)
2009/12/04(Fri) 03:14
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◆no title
(十代目十代目十代目十代目十代目十代目十代目)
ツーカー、今だに続いてます。なんか雲雀さん相手だと俺の考えが筒抜けらしいのですが、その他の人になると違うらしく、一方的に相手の考えがこっちに流れ込んでくる。でも全員の考えが流れ込んでくるのかというとそれは違うらしく、なにが基準なのかは解らないが、考えが筒抜けになる人とならない人が居るらしい。
(後ろから見てても可愛いな…。背中小っさいし。うわ抱きてー。っていうか俺妄想だけでイケるわ。マジでかなり末期?)
聞こえてるよ獄寺隼人…!!!
(十代目にやってる時だけ名前呼ばれるとかいいな。普段と違う呼ばれかたしてる俺。萌える……!)
も、燃える??
(あの声で隼人って言われただけでイケそう)
うん。普段から隼人って呼ぼうかな
(で、俺も綱吉とか……!!その時だけ綱吉とか…!!!!)
どうしたらいいですか俺
(うわ、やべぇ勃ちそうだ)
助けてー
(寝るしかねぇよな。あ、もう夢にまで十代目…いや綱吉が出てきそうな勢い…俺妄想逞しすぎだろ。これ考えてる事ばれたら死ねるわ俺)
もしかして死ぬしかないんじゃないだろうか
「………先生すいません。保健室に行ってもいいですか?」
俺が言うと獄寺君は勢いよく起き上がった。
「え、大丈夫っすか十代目?!!」
「うん大丈夫。でも熱出そうだから行ってきます」
あーもー、他人が考えてること解ったらいいななんて思わないようにしますから、早くこんな事から解放されたいです。
獄寺編でした。なんかこんなかんじだと笑えるなとか。拍手下さった方々、本当にありがとうございました!!
2009/11/14(Sat) 20:19
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◆no title
(やばい。なにこれ雲雀さんとツーカーです。何でというと俺の考えの全てが雲雀さんに筒抜けらしいです。)
「…うるさい。ちょっとは無駄な考えするのやめたらどう?」
(…まったく何でこんな事になってるの。っていうかこれも向こうに筒抜けな訳?)
(なんか筒抜けみたいですどうしましょう雲雀さん?え、じゃあこれ雲雀さんが俺を殴ったとして畜生この野郎とか思っても雲雀さんには解る訳?)
「解るよ。殺されたいの君」
「ひぃああああ!!」
(なにこれ?っていう事は雲雀さんには気をつけないと俺が雲雀さんを好…スッポン!!スッポン!!ヤバイよプライバシーないよ助けてよ)
(スッポンって何なの君殺すよ)
(うわ気付いてないんだ!!良かった。え、雲雀さんって意外と天然…)
「天然って本気で喧嘩売ってるよね?」
(わぁぁお!!違うんですなんて言うか)
「雲雀さんが好きなだけです!!!」
(………?!ヤバい告っちゃったァァァァ!!!!いやなに本当最悪!!!)
(は?今君僕を好きって言った?)
(うわぁぁぁ!!)
(は?え、これって)
(……あ?なんか雲雀さんが動揺し(てる訳ないだろ。でも厄介だねこれは)
(ですね。)
(噛み殺す噛み殺す噛み殺す噛み殺す噛み殺す噛み殺す噛み殺す噛み殺す)
「え?!!何でですか雲雀さん!?」
「じゃあね。僕は帰るよ」
(僕が君を好…噛み殺す噛み殺す噛み殺す…!弱み握られるみたいで嫌じゃない)
(うわ!!筒抜けですて雲雀さ…)
俺の意識はそこで途絶えた。
互いに考えてる事が筒抜けだったら最悪だなぁと。
2009/11/09(Mon) 21:35
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◆no title
底冷えする身体。呼吸器具をつけられて点滴で生きる為だけの栄養を体内に送られて、強制的に死なないようにだけ生かされてる。
苦しい、苦しい苦しい苦しい……!
かば、と綱吉は跳ね起きた。不気味な感覚は身体に残っている。点滴の針の、右目を覆う変な器具の感覚。
息をゆっくりと吸い込んで吐き捨てた。寒い。これは、良く知っている。
「……むくろ」
たまに夢を見る。それは重く身体にのしかかるようにいつまでも残る夢で。
骸の事を考える度、綱吉は悪夢にうなされる。最も、悪夢としか言えない環境に骸が居る事を知っているから、これは骸が今現在も感じているものなのだろう。敵に同情するな、と言われた。けれど、でも、一瞬でも骸に触れてしまった。夢の中だとはいえ、骸が感じているものを感じてしまった。
無視なんか、出来る訳ないだろ。たまに髑髏に憑依しては綱吉の前に現れ、相変わらず意味不明な事を言って消える。
夢の最後、微かな瞬間、いつも綱吉を呼ぶ。きっと無意識に。一度問いただしたら怒られた。妄想もたいがいにして下さいだなんて、お前は嘘をつく。
支配するだなんて言って、そんな事も出来ないような闇の中で綱吉を呼ぶのだ。夢を夢だと思えない。だってリアル過ぎるから。支配すると言ったのなら早く会いに来い。底冷えしていた身体は、やがて震え出す。
早く、早く。
お前がどんな目的を持っていても構わない。早くそこから出て来い。徹底的に付き合うから。
こんな感情が何なのか知らない。知りたくもないけれど、夢にうなされるよりましだ。
ムクツナネタ。ど暗いのが好きです。
ムクツナはどっちかがどっちかを好き過ぎる位が楽しい。
2009/11/08(Sun) 22:58
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