MEMO
リアルタイムとか作ってみました
◆ひばつな
「……でね」
君は笑ってそう言う。普通なら笑って聞ける話。でも、何でだろう
「…たら、リボーンが」
無表情の僕に気付かない君。いつもの無表情とは違うんだよ?
「京子ちゃんがそこで…」
相槌にも、苛立ちが篭ってるだろ。その原因を勘違いして、話をより面白可笑しく伝えようと君が頑張る度に、
「でね、獄寺君のビールがそこで破裂して」
もっと苛つくんだ。何、そんなに自分の交遊関係の幅の広さを僕に知らせたいのとか本気で思う。
又聞きで君が誰と、それと遊びに行ったとか、もう聞きたくないな。
実は僕は もうこれ以上
「…なんですよ。でね」
君を好きになりたくない。だから会いたくないんだ。でも、
「…が、って言うんですよ。ひどくないですか?」
会って話しを聞きたいとか、もう会わない方がいいとか繰り返し。
君は僕を好きだけど君の好きは僕が望む好きとは違っていて、でも好かれて嬉しいのに悲しいみたいな。
馬鹿みたいに色々考えて、結局、
「馬鹿じゃないの」
一言で僕は保護者に。いつか君が僕を好きになってくれるのを待つしかなくて。
2010/08/09(Mon) 23:24
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