風が吹いた
手のひらの何かが舞った
とても大事な、けれど儚く消えたもの

それが思い出せない自分と
泣きそうな誰か

ねぇ、


   あなたは―――・・・






そんな夢を繰り返し見ている



連載/




【嫌われ】

壊れた絆





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