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□頑張りさん
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私は1年の時から
野球部にスコアとかつける仕事を主にマネージャーをしている。


監督「今日もこの試合頼んでいいか?」
雫「あ、これ稲実のですね。これこないだの頼まれてた3つです。」
監督「仕事、早くて助かる。」


倉持「雫!水!」
雫「みんなは?あっ、今日ご飯だっけ…今すぐいきます!」


雫「ごめんなさい〜お待たせしました!」
御幸「おせーぞ!雫」
雫「監督話してたから!手伝ってくれたっていいじゃない。今日は食堂やってないから貴子先輩たちが作ってくれて、私だってスコアつけて忙しい。わかる?御幸はだいたいね…」
御幸「すみません。」


雫「先輩方も遅くなりました〜」
哲「ありがとう」
純「お前最近疲れてねーか。
ビデオ3本一気につけたろ。」
雫「ばれました?」
純「御幸は気づいてねーみたいだがな。」
雫「黙ってて下さい。今日はビデオ一本なんで…」
亮介「無理してんの?」
雫「無理なんかしてません。むしろ生き生きしてると言ってほしい」
増子「お前は無理するから言ってるんだ」
亮介「1年の時だね、俺らのノック打って終えた途端倒れたでしょ?」
雫「誰だって700本も打ってたら倒れます!」
クリス「俺がつけてやるから。お前は寝ろ。」
雫「嫌です!私の生きがいをなんだと!」



亮介「あいつも頑固だね」
純「全くだ。」


雫「1年生!飲み物ー」
栄純「お!雫先輩!」
降谷「ありがとうございます…」
雫「どうよ!沢村くん、降谷くん!調子は!」
栄純「絶好調っす!」
雫「それはよかった。」




監督「今日のミーティングはここまでだ。そうだ、雨宮。」
雫「なんでしょう?」
監督「スコアつけるのは明後日にしろ。やりすぎだ。」
雫「…………。」

先輩たち、チクったな〜…

隣で御幸がえ、まじで?とか言ってんの腹立つわ。

雫「ふん。鍵閉めてやってやるもん」


1個だもん
ガチャッ


雫「よし。」



純「まだ電気ついてんぞ、あいつの部屋。」
亮介「本当に頑固。」
哲「止めにいくか?」
亮介「無駄だよ、哲。あいつ多分鍵かけてる。」
純「どーすんだよ。」
亮介「お説教しとくよ」



雫「ふー!強いな稲実は!でもコールドだから早く終わってくれて助かる!」


ココア買いに行って寝ようかな。



ガチャッ

雫「え?」
亮介「ねぇ、雫。こんな時間までなにしてたの?」
純「それにこんな時間に外出るつもりか?」
哲「その格好では風邪を引く。」


雫「なんでいるんですか…先輩方」

純「歩くな歩くな!俺らは自主練してたらお前のとこ電気ついてるもんだからよ」
雫「純さん、声大きいです。ココア買いに行って寝るんですから。」
亮介「ビデオつけ終わったんでしょ?早くない?」
雫「5回コールドだったんです。」
亮介「ふーん今日、雫の部屋行くね」
雫「なんでですか!」
亮介「先輩からのお説教。」
雫「え、亮さんがするんですか…」
亮介「なに、いやなの?」
雫「ココア買って寝ようと思ってたんです!」
亮介「じゃあ一緒に買いにいこ。」


哲「それなら安心だ。」
純「亮介も早く寝ろよ」
亮介「わかってるよ、」



雫「……」
亮介「ねぇ、雫。頑張ってるのに全然疲れてないのに、怒られるのって思ってるでしょ」
雫「だって…みんなのために…みんな自主練してるなら、私だってビデオつけるぐらいいいじゃないかって……」
亮介「みんな、雫のこと大事に思ってるから言うんでしょ」
雫「亮さんも思ってる?」
亮介「当たり前じゃん。雫いなかったら飲みものは自分で出して、なんかあいつらにできないよ。」
雫「亮介先輩〜」
亮介「ほらほら、泣かない。」
雫「…ありがとうございます。」
ぎゅっ
亮介「雫さ、男にそういうことしちゃだめだよ。」
雫「ん?」
亮介「襲われちゃうよ?」
雫「亮さん以外にはこんなことしません。」
亮介「…ずるいねぇ。いじめがいがあるよ」
雫「元気でました。すみませんでした。明日ちゃんとみんなに謝ります。」
亮介「そうしときな。どっかでみんな悪いと思ってるから」
雫「はい。」
亮介「雫いこ。」
雫「手いいんですか?」
亮介「さっきの告白と受け取ったけど?」
雫「好きですよ、亮介先輩」






雫「哲さん、伊佐敷先輩、増子さん、クリス先輩、昨日はすみませんでした。悪いことしたと思ってます。」
哲「分かればよいが気をつけてな。」
伊佐敷「またノックやりてぇのか?まぁ、ほどほどにしろよ。」
増子「ふんす」
クリス「全くしょうがない奴だ」
亮介「あれれー雫ちゃん。肝心の亮介様にごめんなさいは?」
雫「昨日謝りました。」
亮介「あんなに素直な雫みれないからいーけど」
倉持「なんかあったんすかね?亮さん。笑ってますよ」
御幸「そーだな」


頑張りさん


🔚

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