短編

□非情少女
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「名無しさん、勝負しよう♦」
「.........」

クロロと勝負するために幻影旅団に入ったふりをしていたところ面白い少女をみつけた。
幼い顔にフェイタンくらいの身長でとても華奢な見た目ではとても強そうには見えない少女。
クロロが流星街でみつけたようだがこれがとても強い。あの華奢な腕からは想像できないが腕相撲をすればウボォーギンですら負ける程の怪力なのだ。幻影旅団に入れたく今は補欠要員としてアジトにいる。
いつ勝負をしようといっても返事をしないので挨拶代わりにトランプを投げるのだが代わりに飛んでくるのは骨が折れる程の蹴りだった。

「またやってるね」
「名無しさんに勝てるわけないでしょ」

その様子を見ていたフェイタンとシャルはいつもの光景に呆れていた。

名無しさんと出会ってから一度も声を聞いたことがなかった。クロロと女性陣はあるようだが男性陣はないようだ。そして表情も常に真顔でたまに眉間に皺を寄せるくらいの表情しか見たことがなかった。
そうなると声を聞いてみたい、表情が変わるところを見てみたいと思って毎日毎日名無しさんに絡みに行くのだ。


ある日、毎日必ず広場にいるはずの名無しさんが見当たらなかった。
女性陣ならなにか知ってるかもと思い、広場で雑談をしていたパクノダとマチに尋ねた。

「名無しさんを知らないかい?♠」
「そういえば今日は見てないね」
「アンタまだ名無しさんにつっかかってんの?」
「あの子たまに外で見かけるから外にいるかもしれないわね」
「そう♠ありがとう❤」

場所は聞いてみたものの特に探すまではないかと思い暇つぶしに外へ出る。

アジトからそれほど離れていない人気のない森を通るとたまたま名無しさんを見かけた。
自分には背を向けた状態で切り株に腰掛け小動物を見ているようだった。動物は好きなのだろうか。
こちらには気づいていないようで絶で気配を一切絶ちゆっくりと近づいた。
名無しさんの驚く顔が見れないかわくわくしながら肩を掴もうと腕を伸ばす。

「!」

肩に手が触れそうなところで名無しさんは気づき勢いよく後ろを振り返った。

ふにっ

「あっ♠」
「!!」

肩を掴もうとした手は名無しさんが振り返ったことにより態勢が変わり胸を鷲掴みしてしまった。

「ごめんごめん♦そんなつもりじゃなかったんだけど......」

確実に蹴られると思いすぐに受け身の態勢をとったが蹴りが飛んでくることがなく名無しさんの方を恐る恐る見た。

「名無しさん?♠」
「〜〜っ//」

名無しさんは切り株から仰向けに落っこちて倒れていた。片腕で顔は隠してるせいで表情はわからないが露出した足が若干汗ばんで痙攣している。

「大丈夫?♠」
「〜〜っっ!!///」

太もも辺りに手を這わせるとビクッと身体が反応したのをみてニヤリとした。

「名無しさんって超敏感なんだね♦それとも全身性感帯ってやつ?♣」
「!!!///」

反応が面白くていつも蹴られる仕返しとばかりに内太ももに手を這わせて滑らせるとビクビクと反応する。
目元は見えないが口元はぐっと噛み締めて声が出ないように堪えてるようだ。
名無しさんは手を退かせたくて目元を隠してない方の手でヒソカの腕を掴むが身体に力が入らないのかビクともしない。

「いつもの怪力はどうしたの?♦」
「....っ」

今きっと見たことない表情をしているのだろうとワクワクして目元を隠している腕を外そうとするとジタバタしようとするがあっけなく引き剥がされる。

「.......♠」
「っ////」

名無しさんの表情は頬を赤く染めて涙目になりながらも必死に堪えてて睨み付けられたが逆にその顔に興奮してしまって下半身が疼いた。

「ごめんね名無しさん♦止まんない♠」
「?.............?!?!」

徐に名無しさんの服をブラも一緒にたくし上げ乳房を優しく揉むとさっきよりも大きく反応した。声を出さないように必死に我慢してるようだが息遣いが荒くなり少し吐息が漏れる。

「...っ!はぁっ////」
「いつまで我慢できるかな❤」

意地悪そうに笑うと突起を摘んだり弾いたりして反応を楽しむ。吸い付くとまたビクンッと反応して息遣いも荒くなってきた。
スカートの中に手を入れスパッツと一緒に下着も脱がせると中指を膣口に当てると既に濡れていて一本すんなりと入る。名無しさんは目を見開いて身体を捻らせた。

「っっ!!!」
「濡れてるね♠」
「〜〜はっ.....はぁはぁ//」
「ん〜いい感じ❤」

グチュグチュと指でナカを掻き回して引き抜くと透明な液体が糸を引いた。

「そろそろいいかな〜?♣」
「..........?///」
「これだけ敏感なんだから挿れたらどうなるかな?❤」
「!!!」

反り立った肉棒を向けられ名無しさんはブンブンと顔を横に振るがそんなのお構いなしに両足を掴んで開かせた。

「もっといろんな表情をみせておくれ♦」

膣口に宛てがうと先端が滑るように差し込まれる。

「〜〜〜〜っ!!!!!」

名無しさんはビクビクと身体を反らせて 声が出そうになったのを自分の腕を噛んで堪えた。
ゆっくりと奥に腰を沈めるとゆっくりピストンし始める。

「すっごい締め付け♠」

動くたびにぐちゅぐちゅと音が鳴る。名無しさんは必死に息を整えようとするがそんな暇は与える訳もなくどんどん腰の動きを早めて声を出させようとするが名無しさんも腕でしっかり口元を押さえて抵抗する。

「っ.......はぁっ.....っ」
「意地だね〜♠」

腕を無理矢理外すばすぐにでも声を出すだろうが名無しさんが我慢できなくなって出す声が聞きたい。
正常位から騎乗位に体位を変えると力の入らない名無しさんは覆い被さるしかなかった。
下から激しめに突き上げる度にビクンビクンとするが目をギュッと瞑って息だけが漏れる。

「これでもダメか〜♠」
「っ」
「まだ睨む余裕はあるんだね♦」

名無しさんの上体を起こすと挿れたまま身体を半回転させうつ伏せにさせた。
今度は寝バックでグッと奥に押し込むとギュウッと膣が締め付けられた。

「〜〜〜〜〜っっ!!」
「っ!へぇ.....♣ここがいいの❤」

良いところを見つけるとニヒルな笑みを浮かべ同じところをガンガンと突いた。

グチュグチュッ

「ひっ.....っっいっ....!!!」
「ほら、鳴きなよ♠」

ちょっとずつ声が出そうになって良い気になり夢中で打ち付ける。
名無しさんはそろそろ限界なのかどんどん腕から口が離れていき。

「やっ、あんっ、ひゃぁあっ、あんっ、//////」
「!!♠」

甘ったるい名無しさんの喘ぎ声が漏れるとあまりの不意打ちにイキそうになったがグッと堪えた。

「くっ.....♠危ない危ない....♠」
「はぁ...はぁ...」

動きを止めたことによって名無しさんは息を整えようとした。また声を抑えようとされるのを防ぐためすぐにまた責め立てる。

「ひぅっ、!ぁ、ぁぁっ、はっ、ぁ」
「もう我慢させない❤」

息も絶え絶えの、苦しそうな喘ぎと、ぐちゅぐちゅと、肉襞を擦り愛液が掻き出される艶かしい音が轟いていた。
名無しさんは頭がおかしくなってきて意識が飛びそうになる。

「名無しさん....っイクよ....♠」
「ひぅ、ぁ、ぁぁっ、?!ふ、ゃぁあああああっ!!!」

腰を打ち付けるスピードを早めると低く呻って果てる。名無しさんは強すぎる快感に全身を大きく仰け反り意識を手放した。

「ちょっと激しくしすぎちゃったかな♦」

さっさと自分の身なりを整え、意識を手放した名無しさんの頭をそっと撫でて衣服と整えてあげるとお姫様抱っこでアジトまで連れ帰った。
旅団のメンバーは不思議な顔で見てきたが何事も無かったかのように装ってベッドに寝かせてあげた。

「とっても可愛かったよ❤」

意識を手放した名無しさんには聞こえてない独り言を呟いて部屋を後にした。








「!」
「やぁ♦名無しさん勝負しy」

ドカーーーーーーンッッ

後日アジトにいつも通り現れた名無しさんに話しかけると言葉の途中で思いっきり蹴られた。

「.......」
「ど、どうしたの名無しさん?」

名無しさんは蹴った後急いでマチの背後に隠れて距離をとられた。

「ヒソカ、アンタ名無しさんに何かした?怯えてるよ」
「この間勝負に勝っただけだよ♠」

ニコニコして名無しさんにね?っと言うと名無しさんはブンブンと首を振って何処かへ逃げていった。

「次は鬼ごっこで勝負かい?♦負けないよ♠」
「!?」



それから名無しさんは数日は追いかけ回され何度かは捕まりまた可愛がられたそうだ。










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