短編

□好餌少女
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「団長〜♠」
「何度も言ってるだろう」
「ツレないないなぁ〜♦」

ここ最近ヒソカがクロロに対して決闘を申し込むが断られているところをアジト内で何度も目撃する。

「鬱陶しい」
「最近すごいアプローチだね」

ヒソカから逃げてきたクロロが名無しさんに愚痴をこぼしてきた。
名無しさんは幻影旅団の一員ではなくただの一般人だ。それでいてクロロの恋人である。
ただの一般人がどうしてこんなに容姿端麗で秀でた才能の持ち主であるクロロと付き合えているのかは謎であるが…

「名無しさん、仕事が片付いたら会いに行くからアジトに顔を出すのはやめてくれ。一般人のお前には危険すぎる」
「クロロが居ても?」
「アジトを出ている間はダメだ」
「はーい」

念能力を持たない名無しさんではもしもアジトに敵が来た際に一切太刀打ちができないことから大人しくクロロの言う事を聞いた。

「それじゃあ終わったら連絡する」
「はーい!いってらっしゃい〜」

近くの街まで送り届けてもらうとクロロの仕事が終わるまで時間を潰すためアテもなく歩き出す。
しかし、暇つぶしの方法が何も思い浮かばずただフラついてるだけだった。

「どうしようかな…特にやることもないし…」
「それじゃあボクが提案してあげよう♦」

困っていると急に耳の側で声が聞こえた。

「うわぁ!びっくりした!!」

驚いて後ろを振り返るとにっこりと笑ったヒソカがいつの間にか背後に立っていたのだ。
一般人にはオーラを感じることができないため近づいていたことに全く気づかなかった。

「あ、えっと…提案って?」

どうして居たのか。とは思ったものの暇つぶしの提案をしてもらえるなら嬉しいと思い聞き返してみる。

「それはね、後でのお楽しみ❤ついてきて♦」
「?」

ついてきてと言う割に腕を引っ張られ強制的にヒソカの後を追うことになった。
途中なぜか目元に何か布のようなものを付けられ前が見えなくなったが秘密だからと言われて特に警戒することもなくそのまま歩いた。

「はい、到着〜❤」
「へっ?」

ヒソカのご機嫌な声と共に目隠しを外されると薄暗い部屋のようだった。
大きいベッドが真ん中にありテレビやソファなど周りには最低限の家具が置いてあるだけの部屋だ。

「えっと…それでここで何を…?」
「それはね♦」
「えっ?!わっ!!」

急にヒソカに腕を捕まえたかと思うと、軽々とベッドに放り投げられた。
上半身を起こそうとするとヒソカが四つん這いで覆い被さってきた。

「へっ?ヒ、ヒソカ…?」
「名無しさんも知ってると思うんだけど♣クロロに決闘申し込んでも断られるんだよね♠」
「う、うん…」
「それでボクいいこと思いついちゃったんだ❤」
「???」

何が言いたいのかわからず反応に困る。
すると満面の笑みでヒソカが懐からスマホを取り出した。

「恋人であるキミを犯してこれスマホで撮ったものを見せれば怒り狂ったクロロがボクを殺しにきてくれるんじゃないかなって♦」
「なっ」

とんでもないヒソカの発想を聞いて名無しさんは漸く騙されたことに気づく。
ヒソカの片手に持っているスマホから録画が開始された音が鳴り名無しさんのブラウスのボタンにもう片方の手が伸びた。

「う、嘘でしょ?ま、待って!」

ヒソカのボタンを外す手を両手で掴んで引き離そうとするが全く手の動きが止まらない。
ボタンを全部外し終わるとインナーとブラをたくし上げた。

「いやっ、嫌だ、そんなの酷い、やめてっ」

肩を掴んで押し退けようとするが、名無しさんの力ではどうしようもなかった。名無しさん叫びにヒソカは耳を傾けることもなく乳房を揉み、突起に吸い付いた。

「嫌っ、やだあぁっ、やめてっ撮らないで」

力で抵抗できないとわかりつつも恥ずかしさから逃れようと身を捩る。
すると急にヒソカが離れていきほっとした名無しさんは捲り上げられた服を必死に戻していた。

「流石に片手じゃやりにくいな♣」

どこから出てきたのか三脚を取り出して録画中のスマホをセットするとまた名無しさんの方に戻ってきた。

「上はもういいの?♦」
「上はって…」

服を整えた名無しさんをみてヒソカは不敵な笑みを見せる。

「それじゃあもう本番イっちゃおうか❤」
「ひっ」

怖くなった名無しさんはヒソカに背を向けてベッドから逃げ出そうとしたが片足を掴まれ引っ張られてしまう。

「おっと、カメラの範囲から外れちゃうからダーメ❤」
「や、やだ…!助けて…」

足を引っ張られうつ伏せになった名無しさんのスカートの中に手を入れると器用に片足だけを脱がせ躊躇なく中指をナカに捩じ込んだ。

「ひぃあああぁぁ、痛っ、いっ、やめっ」

うつ伏せでは手を伸ばすこともできずシーツをギュッと掴んだ。
本人の意思とは関係なく潤ってくると指を2本に増やし名無しさんのナカを掻き回す。
もう十分に濡れると指を引き抜いてカチャカチャとベルトの外す音が聞こえた。

「いいよ、暴れて、あとたくさん鳴いてね♦」
「っ」

うつ伏せのせいで何も見えないがお尻に硬いものをが当たり声にならない悲鳴が漏れる。

「ひああああああああ!!!!!」

容赦なく深く突き入れ、激しく打ち付けられ名無しさんは悲鳴を上げた。

「いやぁ!!抜いて!おねがっ…あぁっ!!」

いくら身体を捩らせても抵抗できなく、止めることを懇願するがヒソカはもちろん聞く気はない。名無しさんの喘ぎ声を誘う為絶え間なく激しいピストンを繰り返し、執拗に膣壁を抉り続ける。

「ひぁぅっ、ぁぅ、た、助けっ、くろ、ろっ」
「クロロどうだい?愛する名無しさんが他の男にヤられる気分は♣」
「はぁっ、うぐ……さい……てぃっ……!」

腰の動きは止めず、撮っている動画を見ることになるであるクロロにヒソカは楽しそうにに問いかける。
寝バックで腰を撃ち続けていたヒソカは突然ずるっと引き抜いた。

「はぁ、っ………」

行為が終わったのかと一瞬安堵したのも束の間、グッと腕を引かれベッドの上で場所を動かされ、ビデオのレンズにばっちり名無しさんの顔が映る位置で膝立ちさせられた。

「ひゃぁっ」
「うーん、動画的にはちゃんと名無しさんの顔が見える方がいいよね?♦」

1人で勝手に頷くとなんの前ぶりもなくまた一気に根元まで挿入した。

「ひゃぁああっ…!!」

ヒソカは名無しさんの掴んだ両腕を自分の方に引いてピストンした。その度に名無しさんからは喘ぎ声が洩れる。

「はぁぁんっ、んっ、やっぁあっ」

喘ぐ度ビデオのレンズが視界に入り、撮られているという羞恥心を感じても両手を塞がれているせいで顔を隠すことができずせめてもの抵抗で下を向く。

「ほら、ちゃんと前見て♦」
「んっ、あぁぁッ……!!」

そんな必死の抵抗も勢いよく奥を突かれ、身体が勝手に仰け反り許してくれなかった。

「もおゆるしてっおねがっ」
「だーめ❤」

まだまだ余裕のあるヒソカは意地悪な笑顔で躊躇いなく名無しさんを犯し続けた。
名無しさんは体力の限界が近づいたのか頭が真っ白になっていくのを感じ、抵抗もできなくなってされるがままになっていった。

「あ、気絶しちゃった?♠」

名無しさんの反応がなくなったことを確認すると行為を止め、自分の衣服を整え、回していたビデオを止め軽く中身を確認すると満足そうにした。

「いい餌ができたよ♦ありがと名無しさん❤」

意識のない名無しさんに向けてご機嫌にお礼を言うと颯爽とその場を後にした。








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