みんなの部屋(short)

□告白
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夕食後、梅さんと私は食後のティータイムをしていた。

「梅さん、今日のご飯もおいしかったです。」

笑顔で満足そうにおなかを押えながら話す優香。

梅「あらぁ。嬉しいわ。優香ちゃんだけよ、そう言ってくれるの…。」

梅さんが嬉しそうに頬杖をつきながらニコニコ話をしていた。

二人のガールズトーク(!?)は、徐々にエスカレートしていった。

二人が話しているのを知った寮生が、二人に気づかれないように、廊下で聞き耳を立てていた。

梅「ところで、優香ちゃんって、どんな彼が好き??」

いきなり梅咲にそんな話を振られ、恥ずかしくなり顔を赤くして下を向く優香。

寮生も興味津々で聞いていた。

「そうですねぇ…。やっぱり、一緒にいて楽しい人かな。」

天井を見上げながら目を輝かせて手を組みながら話す優香。

梅「あらぁ。誰か思い浮かべながら言ってるの??」

意地悪そうに優香の顔を覗き込む梅咲。

梅「じゃぁ、どんな風に告白されたい??」

その質問にこっそり聞いていたみんなは、それぞれシチュエーションを考えていた。



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