大空の果てで
□第四話 学校
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ピピピピピピピッ!!
「だー!!!うるせぇ!!」
コオォ!!!ドカーン!
「あ・・・やべ・・ってか遅刻するじやん!!!」
急いできがえなきゃ!
タンスの中に入っていたのは桂と黒いカラーコンタクト。それと男の制服
「男装しろってか」
まぁ、スモーキンボムも居るしな。それに俺なんかが女もんの制服着てたら痛すぎる
「いってきます!!・・・・あそっか俺一人だった」
なんとなく悲しいな。いってらっしゃいが当たり前だったから・・・
「あ〜!!へこたれんな!!俺っ!・・・前よりは・・・ましだろ??」
そう。前よりは
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今ロゼは必死に走っていた。
「あ”〜もう!リボーンのやつ!!もっと丁寧に地図はかけよっ!!」
これは完全に遅刻だな・・・。
「転校初日に遅刻って・・・ハハハ」
どうすんだ〜これ、と考えながら走っていると
「あ!!あれじゃね!?並中って!!」
おーラッキー!!
「待ちなよ」
「んあ??」
黒い学ランを羽織った人が居た。
「登校時間はとっくに過ぎてるよ。・・・見ない顔だね。まぁいいや。君は罰として・・・
咬み殺す」
「ふーん・・・俺をカミコロスんだ」
「!?」
トンファーを構え、攻撃体制に入った雲雀はロゼの殺気に顔を歪ませた。
「俺さ・・・いつも殺ししてっから戦いには慣れてないんだけど??」
「・・・ワォ君すばらしいね。」
雲雀は一筋の冷や汗をたらしトンファーをおろした
「ん??どーも♪」
「職員室に案内するよ。」
「サンキュー^^あ、俺は(えーっと)安藤氷河!!君は??」
「僕は雲雀恭弥。風紀委員をやってるよ。」
「へえ・・・」
「ついたよ」
「ん。さんきゅ」
ガララ
「だれだね?今は授業中・・・ヒィ!!!雲雀さん!!!」
「この子転校生だから。」
「宜しくお願いしまーす」
「わ、わかりました!!すぐにクラスに連れていきます!!」
「ねぇ、安藤」
「ん??」
「放課後応接室に来てね」
「はいよ〜」
「じゃあね」
学ランを揺らしながら歩いていく雲雀を見送り、
「そろそろ行こうか」
「はい」
さぁボンゴレ十代目候補はどんなやつかな??
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