女の子に襲われる山田くん

□Entertainment
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"山田くん。10秒この円をみつめて"






変なファンサ団扇だなって正直思った。

でもその珍しさゆえに反応しちゃった俺。







トロッコがその子の前を通過していく間

俺は渦のような円を10秒見つけ続けた。



途中から、糸で吊るした5円玉を振り子のように振られて目が離せなくなる。








"山田くん…ありがとう"






10秒見つめると、その子は口パクでそう言って

にこっと笑ってくれた。




















***『Entertainment』











気付いた時にはもう、


身体が意思と反してて…




「きゃー♡山田くん!!」

「こっち見てー!!///」





"指さして"

"ハートつくって♡"

"撃って"

"ジャンケンして"








目に入ったファンサ団扇すべてに身体が反応して止まらない。




涼「……っ、…やばい…!///」



なんなんだよこれ!!!







"ピースして"

"エアハグして"

"投げちゅーして"

"大好きって言って"







知「…ちょっと、涼介……大丈夫?」



連続でファンサに応えてたら


同じトロッコに乗ってた知念に心配された。






でもファンサがやめられない。






やめたくても、やめられないんだ。





"3秒みつめて♡"

"誕生日お祝いして"

"ウィンクして"

"いっぱい投げちゅーして♡"







全部に応えるなんてどうかしてる。






無理だ




無理だよ









"服脱いでカラダ見せて"










ライブ衣装の前をガバッとはだけさせたら


黄色い歓声がこれでもかと上がった。







違う。




俺はこんな事がしたい訳じゃない。







身体が勝手に従ってるだけなんだ。










"その場で回って"





犬みたいにその場で回る。









"ズボン脱いで"










ベルトを外して下着姿になった。







知「ちょっと涼介!!なにやってんの!!…正気?!」








アイドルってなんなんだ……?















"パンツ投げて"







そんなに欲しいなら、






ぜんぶあげる。












キャーキャー言って俺のパンツを取り合ってるファンの子たち。





それただのパンツだよ。










なんでそんなに価値あるの……?














"オナニーして"








トロッコから降りてバクステでM字開脚すると

思いっきり前をしごいた。





スポットライトを浴びながら5万5千人の前で公開オナニーを晒す。





涼「…あぁっ…、ふぁ……気持ちいい…!///」




カメラに抜かれて大画面モニターに俺のちんちんとしごく手が映った。



歓声が本当に凄い。



ペンライトもみんなぶんぶん振り回して






悪い意味で見た事のない景色を見る事が出来た。









いつもありがとう…














有「…えっ、山田?!お前…なにしてんだよ!!」




メインステージでMCが始まった。



大ちゃんが手招きしてるけど

バクステで公開オナニー中の俺



スタッフさんから、マイクが渡される






涼「……大ちゃん…、これ気持ちいいよ…///」




自分の声がドームでこだまする。







有「山田…そんなんじゃダメだろ。…どうせやるならオナニーの音、ちゃんと拾わねぇと」





大ちゃんにダメ出しされてマイクをちんちんに近付けた。




クチュクチュと粘着質な水音をマイクが拾って


ドームに響く。










あぁ……こんな状況





最高に狂ってる。









裕「やま〜!喉かわいてない?お水もってくよ♡笑」







笑顔で花道を走ってくる裕翔




前半戦終わってオナニーもしてるから汗だらだらだし喉もカラカラ…




涼「裕翔ありがとう…///」

裕「手は休めないで続けてね♡…はい、お水♡笑」




ストローで水分補給しながらオナニーを続行




涼「……サンキュ…///」

裕「どういたしまして…」


ー…ちゅっ♡…ー



お礼すると裕翔にほっぺちゅーされて会場が割れるんじゃないかってくらい沸いた。





気を良くした裕翔が俺の事を抱っこして





涼「…うああっ…マジか…、裕翔っ…!!///」



先っぽを俺のお尻にズブっと挿れてきた。


おっきくて、あっつくて、ドクドク脈打ってる裕翔のソレ。


愛おしい体温をお尻で感じて、ゆさゆさと揺さぶられる。





裕「…みんなー!!…やまのイキ顔見たいですかー!!!」





「「「見たーーーい!!!♡♡」」」






涼「ちょっと待っ…て、……裕翔っ…あっあっ!…急に激しい!!///」





M字開脚のまま持ち上げられてバックの体勢でガンガン突き上げられた。



裕翔のペニスがいちばん感じる場所を容赦なく突く。




気持ち良過ぎてもう訳わかんねぇ。








ライブ中にメンバーとSEXとか



俺クビかなぁ…??








伊「会場内でイっちゃって、い〜〜の??笑」



「「「おっけー!!!♡♡」」」





涼「……んぁああっ……も、イグぅうう!!!///……みんなの前で俺イっちゃううう!!!///泣」






涙でぼやけた視界




モニターを必死に見れば、裕翔に抱かれてアヘ顔をしながら射精する自分が映ってた。







なんか俺…




すっげー愛されてんなぁ。




幸せ♡♡笑











***






目を覚ますと


頬に温かい涙が伝ってた。




どうやら疲れて変な夢をみたらしい。







ファンのみんなに早く会いたいな…


メンバーとまた熱いライブも創り上げたい。








涼「…待っててね…みんな…///」





俺はみんなを楽しませるエンターテイナー





end


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