男の子に襲われる山田くんA

□Sweet Candy
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10月31日、

今日はハロウィンだ


ビビリで可愛い涼介を脅かして
イタズラするのには最もふさわしい日って訳


僕は家に涼介を招いた



***『Sweet Candy』









僕の部屋でくつろいでる涼介


ベッドでゴロゴロしながら僕のゲームに熱中してる

時計の針はもう夜の8時をさしていた


知「泊まってくの?りょーすけ」

涼「うん。帰りたくなーい」




今日は帰りたくないらしい

気分屋な恋人


帰りたくないって言う割には

僕のこと放置してる



帰りたくない理由って……

僕のゲームがやりたいからってこと?!


僕はゲームに夢中になっている涼介を部屋に残して、一度部屋から出ることにした…





電気、消したら驚くかな涼介?…




僕は興味本位で廊下にある部屋の電気のスイッチを切った





…カチっ…



涼「…うわっ!……え、なに?……」



りょーすけ、怖がってる(笑)

僕はおかしくてクスクスと笑った


今度はドアノブをガチャガチャ回してみよう…








…ガチャ……



涼「……!…、…」




…シーン…




涼「……ちねん?……い、ぃるの……?」







…ガチャ…、ガチャ…、



ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!!


僕は高速でドアノブを回した



涼「ちねーん!!!(泣)」





部屋から涼介の絶叫する声が聞こえた

少しやりすぎた気もするけど


…ガチャ!!…



知「…トリック or トリート!」



ネタばらしも含めて、僕は
ハロウィンのあの言葉で登場



でも肝心な涼介のリアクションがない


…あれ?おかしいな

もしかして今日がハロウィンってこと知らなかったとか……?




涼介を見ると、ベッドの上でクッションを抱きしめながら涙目で怯えてて……






泣かすつもりはなかったのに

涼介は涙を流してた



涼「……もーー、、…知念の…ばかぁ…//(泣)……本気でやばいと思ったんだからな俺!!」


知「ごめん(笑)…許して涼介」


涼「…やだっ//…せっかくゲームいいとこまでいったのに切っちゃったんだぞっ///!」


脅かされて泣かされたのに
怒るとこそこってww


涼介ってやっぱり、可愛いなー。笑





だから、もっといじめたくなる





知「さっきからずーっとゲームしてるけど、涼介はゲームと僕、どっちが大事なの…?」


僕は負けじと本音を言った

こんな質問にも、ちゃんと答えてくれるのが涼介


涼「…そ、そんなの、ちねんに決まってんだろ…。いちいち言わせんな//」


知「……かわいい」


僕は嬉しくなって

涼介の頬にキスをした




恥ずかしいのか、下を向く涼介



可愛い



もっといじめたい





知「涼介お菓子もってる?…」


涼「…ん?…、もってないけど」



お菓子なんてもってこないだろうっていう僕の予想は的中した



知「今日はね、お菓子をくれない人に、たーくさんイタズラしても許される日なんだよ。…りょーすけ知ってた?笑」


涼「……なんか解釈がちょっと違うような…」



知「……だからね?涼介…」


涼「…な、なに…。…うわ//」



ベッドに涼介を押し倒すと

いきなり首に舌を這わせる



涼介は目をきゅっと閉じて
肩をすくめた



知「りょーすけがお菓子ってことで、……食べても良いかな?」


涼「……!?//…」



頬を染める涼介


僕は涼介の服を脱がし始めた



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