男の子に襲われる山田くんA

□リバーシブル
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僕は、


Qクラスの大切な仲間に……














恋をしてしまいました。









***『リバーシブル』







究「おはよう!みんな」


メグ「おはよー」


キンタ「おい、キュウ!俺はお前にききたいことがあんだ!」

数馬「僕もだよ、キュウ…いったいどうして…」

究「…へ?!…2人とも…なんのこと?」

僕が能天気に返していると、キンタと数馬は、とぼけんな!っと言って
僕を部屋のふちに連れて行った

メグに聞こえない声でコソコソと僕に話し始める2人…



キンタ(ぉぃ…ぉまえ…男としての本能をどこへやっちまったんだ…)

数馬(そぅだょ…どうしちゃったんだょ…キュウは健全な男児だろ?…)

究(もしかして…僕が昨日相談したことだったりする…?笑)

キンタ&数馬「当たり前だろ(だよ)!」



僕は昨日、自分のした恋について2人に相談していた


そう。


僕が流に恋をしてしまったということをね

でも、とても自然な気持ちなんだ


流を見てると、なんかほっとけなくなって

背負ってる荷物を少しでも僕に預けて欲しいなって思う


それにね

流って普段からあんなだけど、笑うととっても可愛いんだよ(笑)



メグ「ちょっと〜、朝から男同士でコソコソと きもちわるいわねー。私にも教えなさいよー」


キンタ「男同士の話に首突っ込むなっ。…まぁ、メグなら男って認めてやってもいいけど…」

メグ「ちょっとキンタそれどういう意味よ!!」

数馬「そうだよ。メグなら問題ないよ」

メグ「数馬まで!!あんたたち良い加減にしなさい!!」


究「2人とも、それはまずいよ(笑)」

メグ「笑ってんならアンタも一緒!!」


究「いたたたっ!…いはい!いはい!メグ…いはいよ!」


なぜか僕だけメグに頬をつねられた

あまりに理不尽だ





…ガチャ!…


メグ「…リュウ!」


そうこうしていると

流が来た


無言で入り、椅子に座るリュウ…


数馬「おはよ。リュウ」

流「…ぉはよ…」

キンタ「俺には分からんなー(ニヤ)」

流「…なにが」


腕を組んで流を眺めたあと、僕の方をニヤニヤと見てくるキンタ


…正直、やめて欲しい(笑)



メグ「……もー、さっきから一体なんなの?…」

僕の頬から手を離すメグ

解放されると、僕はリュウのもとへ一目散に向かう



究「リュウ!おはよ(笑)」

流「…朝から騒がしいな。君たちのテンションにはついていけない。…すまないな…」

究「えっ…いーんだよ流!むしろ朝からうるさくしてごめんね(笑)」


僕は流の顔を覗き込んでそう言った

流の顔って、、ほんと綺麗だなー///…



流「………近い…」


究「…!あっ…ごめん…つい見惚れちゃって……(笑)」


流「……!?」


流は僕を見ると眉間にしわをよせて
ため息をひとつもらした




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