女の子に襲われる山田くん
□テディベア
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着信履歴1件
どうしたんだろ
お風呂から上がってケータイを見ると
21:09
5分前に彼からの着信
濡れた頭を拭きながら涼介にかけ直すと…
涼「…あ、もしもし…名無し?//…」
ちょっと甘えた声に口元が緩む…
***『テディベア』
「どしたの涼介。電話でれなくてごめんね?」
付き合ってるから分かるけど
この手の甘え方はたぶん…欲求不満
涼「……名無しの声ききたくなったから、かけちゃった…。忙しかったら全然いいよ?//」
「ううん、大丈夫。お風呂入ってただけだから。笑」
涼「…そっか。…じゃあ、電話してたい//」
普段ツンツンしてるくせに
さっきから甘えんぼ炸裂してる涼介が可愛くて仕方ない
「仕事つかれたの?」
涼「つかれた。はやく名無しとデートしたいな♡」
「ふふ、…したいね♡笑」
最近は、お互い仕事が忙しくて
会えてなかったから
涼介がかまってちゃんになるのも想定内。
涼「ふあ…、、名無しの声きいてると安心して眠くなる//…」
「じゃあおやすみ、涼ちゃん♡」
涼「…やだ♡笑…まだ寝ないもん。」
「あらら…どうしてまだ寝ないんでちゅか?笑」
可愛い涼介をふざけて赤ちゃん扱いすると…
涼「…まだ名無しと繋がってたいから…でちゅ♡…、…ってオイ!赤ちゃん扱いすんな//」
自分でやったくせにツンデレ涼ちゃんは素直じゃない
「もっと深く繋がってあげようか」
涼「………///…どうやって…?」
私の提案にクエスチョンマークを浮かべる涼介にヒント
「服ぜんぶ脱いでくれたら、できるよ?」
涼「……名無し…、それって…///……」
「そう、電話えっち」
涼「…!!///…」
「するの?…しないの?…♡」
涼介が少し沈黙したあと、受話器越しにゴソゴソと服を脱ぐ音が届いた
涼「……する…///」
「可愛い」
心臓こわれちゃいそう
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