Parallel

□(未定)
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森を抜け町に入れば賑やかな声が聞こえてきた。

町付近では人がいるような気配なんて全くしなかったのに街に入れば人がたくさんいるなんて……

……不思議な感じ…――

でもそれ以外には何のへんてつもない町だった。
少しの違和感を残してだけど…。




***

俺達はペンションのような一軒家を借りた。

「じゃあ俺はちょっと出掛けるぞ。」

「うん。」

「後で買い出しに行くぞ。お前の使命をはたすためには時間がかかりそうだしな。」

使命か……

「ねぇリボーン。その使命って具体的に何するの?」

「さっき言っただろうが。お前を守るための守護者を捜す事だって。」

「じゃあ捜してどうするんだよ。」

「仲間にするんだぞ。」

仲間か……
まぁそれくらいなら大丈夫か。
RPGみたいな物だし。

「頑張って捜すんだぞ。」

「あっ、うん。」

「チャオ!」

俺はリボーンを見送った後、割当てられた自分の部屋に入る。
ベットに寝転がれば自然と瞳は閉じていった。

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