Parallel

□(未定)
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鏡……?

何時の間にあったのか目の前には大きな鏡がひとつ…――

辺りを見ても何も見付からない。
其処には俺と鏡だけが存在していた。


「此処……何処だ?」











「此処は鏡の世界ですよ…。」










「…買b!!誰!?」

「俺は鏡です。」

「カガ…ミ……?」

「はい……」


目の前の大きな鏡の中には少年と青年の狭間だろう年齢の男の子がぼんやりと映る。
段々とはっきりする容姿は灰色の髪に澄んだグリーンの瞳を持っていた。

かっこいい……

「君は何処にいるの?」

「俺は鏡の中です。」

「鏡の中…?」

鏡の中に人が閉じ込められてるなんて有り得ないだろう……ι

「疑ってるんッスか?」

しょんぼりと耳があったら垂れているかのような表情だ。

ウッ……
心が痛む…

「う、疑ってなんかないから;」

「そうですか……」

ハァーι
この目には絶対に逆らえない…;

.
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